インディースタジオGraphipixは6月22日、『PRISMA LIGHT』を正式発表した。プラットフォームはPCで、Xbox One/Nintendo Switch向けのリリースも検討中。『PRISMA LIGHT』は、ブラジル生まれの2DアクションRPGだ。
本作の舞台となるのは、文化と自然が混じり合う辺境の街。そんな静かな場所で、人々は平和に暮らしていた。しかし、とあることをきっかけに街は混乱に陥る。プレイヤーは、12歳の少年Davusとして、この混乱の謎を解くための旅へと出かける。Davusの耳に流れ込んでくるノイズは一体何を意味しているのか、それを確かめるのだ。
『PRISMA LIGHT』は、クラシックなRPGへとトリビュートとして開発されているアクションRPG。レトロな世界観やアートを、現代向けに蘇らせるというのがゲームのコンセプトであるそうだ。手作りのピクセルアートで彩られた広大な世界を探索する。道中には犬がついてきてくれるとのこと。溝を飛び越え、山にのぼり、そして時に敵と戦う。敵の間合いを読みながら、巧みに詰め寄って攻撃を仕掛けよう。難易度は“『ダークソウル』ではないが、HPには注意を払う必要がある”程度に仕上げられているそうだ。プレイヤーを待ち構えるボスを撃破し、謎の真相に迫っていく。
アートやアニメーション、UIを見るに、『Hyper Light Drifter』からの影響を強く感じさせる本作。一方でトレイラーを見る限り、『Hyper Light Drifter』ではあまり登場しなかった「人」や「文化」が散見されるのは、ひとつの差別化になりそうだ。『MOTHER』シリーズからヒントを得ていることを公言しており、街並みからは同作のエッセンスも感じさせる。
https://www.youtube.com/watch?v=m7Mc45pACY8
『PRISMA LIGHT』は、ブラジル・リオデジャネイロで開発されている。音楽担当のVinicius de Oliveira氏と、それ以外をすべて手がけるJonathas Lima氏によって開発進行中。これまでTwitterで定期的にスクリーンショットが投稿され、多くのイイネを集めてきた。初のオフィシャルトレイラーを公開し、正式に発表された。ピクセルアートにこだわって作られている『PRISMA LIGHT』の情報を追っていきたい方は、Lima氏のTwitterアカウントをフォローしておこう。