Ubisoftは6月11日、『レインボーシックス シージ』のイヤー4シーズン2となる「Operation Phantom Sight」を開始した。Y4S2では二人の新オペレーターが追加され、カフェ・ドストエフスキーが大きくリワークされた。またUbisoftは新シーズンの開始とともにランクマッチのプレイリストを変更した。
Y4S2の新オペレーターは「Warden」と「Nøkk」だ。「Warden」はスピード1、アーマー3の防衛側のオペレーター。固有ガジェットは「グランススマートグラス」。これを起動するとフラッシュを無効化し、スモークを見通すことができる。「Nøkk」はスピード2アーマー2の攻撃側のオペレーター。固有ガジェットはHELプレゼンス・リダクション。このガジェットを起動すると彼女の足音が低減し、ドローン・防弾カメラ・イーヴィルアイなどのカメラは彼女を検出できなくなる。
Y4S2ではマップ「カフェ・ドストエフスキー」もリワークされた。「カフェ・ドストエフスキー」は1階から3階で構成されているマップだ。今回のリワークでは1階が大きく再構成され、以前より比較的防衛側が有利になった。2階のボムサイトは暖炉ホールと読書室に変更され、メインエントランス付近の階段も移動している。3階はカクテルラウンジとシガーショップに2階を見渡せるバルコニーが追加された。屋上の天窓は一方向からのみ覗くことができる使用に変更された。さらにマップの美観が向上し、以前とは少し雰囲気が異なっている。
ランクマッチのプレイリストもアップデートされた。Pick&Ban、3ラウンドローテーションが採用され、ゲームモードは爆弾のみとなった。ただし、敵と味方のオペレーターを全員公開したあと一人だけ再選択する「第六の選択」は適用されない。Y4S2の詳細なパッチノートはこちらで確認できる。
さらにY4S2のパッチノートの追記が公開された。TwitchのアサルトライフルF2の反動が増加し弱体化が入った。Frostのウェルカムマットの耐久値が100から66に減少した。またKaidのピック率を上げるため、有刺鉄線がニトロセルに変更された。VigilのERC-7クロークとCaveiraのサイレントステップは、Nøkkで新たに導入されたゲージ挙動システムに仕様変更。アビリティゲージが20%以上残っている状態ならいつでも発動可能となる。
ゲーム内の音響伝播の仕組みも改善された。今回の調整では補強壁の周辺で起きていた音の問題を修正。部分的に補強された壁で不規則に音が伝播する問題と、破壊可能な高い壁が補強されているとき音が伝わらない問題の二つが修正された。そのほかの変更点や不具合修正内容はこちらで確認できる。