『Battlefield V』チャプター5の日本軍が登場する「硫黄島」マップの追加を予告。 チャプター4の新マップ概要も公開
Electronic Artsは6月9日、イベント「EA PLAY」を開催し、この中で『Battlefield V』の最新情報を公開した。まず、タイド・オブ・ウォー向けに6月27日に配信開始予定のチャプター4「逆境を超えて」に登場する、新マップの概要が披露された。
ひとつ目の新マップは、6月27日からプレイ可能となる「Al Sundan」。大戦の書の「旗なき戦い」にも登場した北アフリカの砂漠の環境をベースに、クラシックなバトルフィールド体験、つまり全面戦争に合わせて最適化されているという。丘陵地や河川も存在し、また航空基地やレーダー塔などの施設も擁する広大でオープンなこのマップでは、ビークルを活用したチームプレイや、全射程での戦いを楽しめる。
7月に配信される新マップ「Marita」は、5月に配信された「Mercury」と同じくギリシャが舞台。Mercuryが海岸沿いであったのに対し、Maritaでは川に面した山の斜面に場所を移す。1940年代後半、連合軍が枢軸軍の侵攻に対して最後の抵抗を試みる地だ。尾根からその下に広がる田舎町までの高低差のあるマップとなっており、4兵科すべてに活躍の場がある歩兵戦主体の戦いになるという。
8月にはさらなる新マップとして、爆薬工場を破壊を目指す「Lofoten Islands」と、枢軸軍の占領から地域を解放する「Provence」が追加予定。コミュニティからの要望を受け、いずれも接近戦が主体となるマップだ。また、チームプレイに焦点を当てており、仲間と離れず行動し、分隊の連携やスキル、適応力が試されるとのこと。
そしてチャプター5の直前の10月には「Operation Underground」マップが登場する。これは『Battlefield 3』の人気マップ「Operation Métro」から着想を得た新マップで、地下鉄のホームや地下通路といった狭い空間から、地上の街路や広場までさまざまな環境を擁する。こちらも歩兵主体の戦いとなり、多様なプレイスタイルに対応するマップだ。
イベントの最後では、今秋から開始するチャプター5にて、太平洋戦線を追加することが明かされた。シリーズ第1作目の『バトルフィールド 1942』から取り入れられてきた、日本とアメリカが戦う戦線であり、チャプター5では「Iwo Jima(硫黄島)」マップがふたたび登場し、アメリカ軍の侵攻を描く。開発元DICEは現地をあらためて取材し、最新技術で再現するという。太平洋戦線については、これ以外にも2種類のマップが2019年内に追加予定。また、新たな武器やガジェット、ビークルも追加される。
このほか、バトルロイヤルモード「ファイアストーム」について、マップとシステムの両方を対象に、定期的なアップデートをおこなっていく方針が明かされた。6月中旬に予定しているアップデートでは、「ドーム」と呼ばれる新たなランドマークや、新たな武器やカスタムスキンの追加、また分隊の再出撃や戦利品収集システム、マッチメイキングの改善を実施するとのことだ。
なお6月8日から、『Battlefield V』がEA Access/Origin AccessのVaultに追加されている。本作を未プレイの加入者の方は今すぐプレイ可能だ。なお、EA Accessは、7月にはPS4向けにも提供される予定となっている。
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