『Darksiders』シリーズの前日譚を描く『Darksiders Genesis』発表。見下ろし型視点を採用したアクションRPG、日本語対応予定

『Darksiders』シリーズの前日譚を描く『Darksiders Genesis』発表。見下ろし型視点を採用したアクションRPGであり、日本語対応で2019年内に発売される予定だ。対応プラットフォームはPCおよび海外Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One、そしてGoogle Stadiaとなっている。

パブリッシャーのTHQ Nordicは6月7日、アクションRPG『Darksiders Genesis』を発表した。プラットフォームはPCおよび海外Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One、そして今年11月に欧米でローンチ予定のGoogle Stadia。発売時期は2019年内とのこと。なお、Steamのストアページによると、本作は日本語表示に対応するようだ。

本作は『Darksiders』シリーズの最新作。続編ではなくスピンオフタイトルという位置付けで、シリーズ1作目の前日譚を描く作品になるという。開発は、RPG『Battle Chasers: Nightwar』を手がけたAirship Syndicateが担当する。

「ヨハネの黙示録」の四騎士をモチーフにする『Darksiders』シリーズでは、これまでWar(ウォー)・Death(デス)・Fury(フューリー)らが主人公として登場してきたが、『Darksiders Genesis』では四騎士最後のひとりStrafe(ストライフ)が主人公となる。また、ウォーもプレイアブルで登場する。

四騎士は、天地創造の時代から万物の調和を保ってきた評議会に対して忠誠を誓い、強大な力を与えられた。そして、天使と悪魔の異常な融合から生まれた種族ネフィリムを抹殺するよう命じられ、エデンを舞台にした戦いに勝利するも、四騎士たち自身もネフィリムをルーツに持っており、ストライフとウォーはこの一件を引きずったままでいた。

そんな中、彼らに評議会から新たな使命が下される。悪魔の王ルシファーが、地獄の悪魔の首領達に力を与え、調和の破壊を目指しているという。また、その背景には創世の秘密を暴露するという目論見があり、ストライフとウォーは、複雑に絡み合う悪魔の陰謀の阻止に向かう。

『Darksiders』シリーズは、これまでキャラクターの背後からの3人称視点を採用していたが、『Darksiders Genesis』では見下ろし型視点に変更。地獄へと冒険する中では、悪魔や天使をなぎ倒しながら、ドロップするアイテムやアビリティ、武器強化アイテム、クリーチャーコアなどを集めてキャラクターを育てていくゲームプレイになるそうで、本作ではカメラ視点を含め『Diablo』のようなハック&スラッシュスタイルを採用しているようだ。

本作で初めてプレイアブルになるストライフは、銃をメインの武器にするキャラクター。公開されたゲームプレイ映像では、さまざまなショットを使い分けたり、スピーディな近接攻撃を繰り出す様子が確認できる。また、前述したように本作ではウォーも登場。ソロプレイでは両キャラクターを切り替えてプレイし、ローカル/オンラインでの2人協力プレイにも対応する。ウォーは大剣を振るう豪快なキャラクターで、遠距離攻撃に長けたストライフとは自ずと役割分担ができそうである。ステージでは、アクションを駆使して進んでいくパートや、パズル要素も用意されている。

『Darksiders Genesis』は、6月12日からアメリカで開催されるE3 2019にプレイアブル出展されるとのこと。ここで、本作のゲームプレイのさらなる詳細が判明することになりそうだ。

 

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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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