フライハイワークスは6月6日、アクション・シューティングゲーム『メカフォース』をNintendo Switch向けに発表した。6月20日に発売予定で、価格は1200円。ニンテンドーeショップではすでに予約販売およびあらかじめダウンロードが開始しており、6月19日までは10パーセントオフの1080円で購入可能だ。
『メカフォース』の舞台となるのは、2024年の地球。謎のメカ軍団が突如現れ、世界中の都市が破壊されていってしまう。しかし、国々が陥落していくなか、侵略者に抵抗を続ける「メカフォース」と呼ばれる部隊が存在した。彼らは、人類に残された最後の希望である。
本作は、超巨大な敵ロボットと戦うボスバトルゲームとなっており、プレイヤーはまず男性2人、女性2人いるキャラクターからひとりを選択する。能力差は存在せず、見た目の好みで選んで良い。初期装備として、射程が長く高速連射できる銃と、近接攻撃用のハンマーを持っており、これを使って巨大ロボットに立ち向かう。なお、本作ではローカルでの2人協力プレイにも対応している。
敵のロボットは、たとえばビルよりも高い人型のものや、ムカデのような姿で地を這って襲ってくるものなどさまざまなタイプが登場。共通点として、黄色と赤色のコアがそれぞれ機体のどこかに存在し、それらを破壊すれば倒すことができる仕組み。ただ多くの場合、それらのコアは外装などに守られているため、攻撃を加えてコアを露出させなければならない。また、黄色のコアは銃弾でもダメージを与えられるが、赤色のコアはハンマーでの攻撃しか通じないため、十分に接近する必要がある。
たとえば、序盤に登場する戦車タイプのロボットは、赤色のコアが外装で覆われているうえ、その手前には砲台が設置されている。敵の弾を避けながらまず砲台を破壊し、そして戦車に飛び乗り赤色のコアへと向かうのだ。また、このロボットはその後人型に変形し立ち上がる。頭部にある黄色のコアは射撃で対応できるが、腰の位置にある赤色のコアにはハンマーが届かないため、脚部を攻撃してダウンさせてからハンマーを打ち込もう。
ミッションをクリアすると、拠点となるメカフォース本部へと戻る。ここでは、隊長から次のミッションをもらったり、バーチャルトレーニングセンターにてクリア済みのミッションを再プレイしたり、あるいはショップでアップグレードの購入が可能。お金は、ミッションのクリアボーナスとして獲得できるほか、ロボットの部位破壊時にドロップすることもある。クリアボーナスはやや減額されるが、同じミッションを再プレイして稼ぐことも可能だ。
ショップで購入できるアップグレードには、プレイヤーの体力の上限アップや新たな武器などがあり、たとえば武器では、射程は短いが広範囲を攻撃できる火炎放射器や、壁で反射するレーザーなどが買える。購入した武器は、バトル中に切り替えて使用可能だ。そのほか、キャラクターのアクションに関連するアップグレードも登場する。
『メカフォース』に登場するロボットはいずれも超巨大で、一方のプレイヤーキャラクターはちっぽけな存在。バトルではロボットによじ登ったり、機体の内部に侵入したりと、迫力あるアクションは本作の魅力だ。また敵の攻撃パターンを学ぶなかで、弱点を見つけたり、コアに迫っていくルートを見出したりといった攻略も楽しい。各ミッションには、クリア時間や被ダメージなどに応じた3段階の評価がつくため、やり込み甲斐もあるだろう。興味のある方は、6月20日の発売時にチェックしてみてはいかがだろうか。
ちなみに、本作の開発元はスウェーデンのインディースタジオHörberg Productionsである。同スタジオは、ガンマン・アクションゲーム『ガンマンストーリーHDコレクション』のNintendo Switch版も手がけており、こちらもフライハイワークスから6月13日に発売予定となっている。『メカフォース』とはまた毛色の異なる作品であるが、こちらもぜひチェックされたい。