17世紀の孤島を冒険するRPG『GreedFall』9月10日に発売決定。原住民や入植者と築く関係はプレイヤーの選択次第

17世紀の孤島を冒険するアクションRPG『GreedFall』9月10日に発売決定(Steamおよび海外PS4/Xbox One)。『GreedFall』では、複数ある国家や派閥のどれかに随行する形で、魔法が存在する島に上陸し、冒険を始める。原住民や入植者と築く関係はプレイヤーの選択次第だ。

パブリッシャーのFocus Home Interactiveは7月2日、『GreedFall』を9月10日に発売すると発表した。プラットフォームはPC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One(Steam版は日本では9月11日発売)。本作は、フランスのデベロッパーSpidersが手がけるアクションRPGだ。

『GreedFall』の舞台となるのは17世紀のとある孤島。この島には魔法が存在し、さらに財宝や失われた神秘が眠っているとされ、入植者のほか、数多くの傭兵やトレジャーハンターらが訪れる。大陸では、汚染や人口過多、死の病の流行などに悩まされており、この島は残された希望に映ったのだ。しかし、大陸の人々による侵略行為により、島の魔法によって護られた超自然的な存在である原住民との間の緊張関係は高まる一方となっている。

この島には、複数の国家や派閥が入植しており、プレイヤーはその内のひとつに随行する形で島に上陸し冒険を開始する。島ではMalichorと呼ばれる病が流行しており、この治療法を見つけることが大きな目的になる。

プレイヤーキャラクターは男女から選択でき、スキルツリーによって好みのプレイスタイルを確立していく。武器やアーマーなどの装備は、その組み合わせによって相乗効果を得られ、また関係を持つ相手に合わせた服装を選ぶことも重要になるという。

本作では、原住民を含む各勢力との外交的なゲームプレイもおこなうことになる。勢力は、それぞれ領地や目的、敵味方の関係を持っており、プレイヤーはそれらの勢力からのコンパニオンキャラクターを伴ってクエストをこなす。そして特定の勢力に味方するのか、あるいは裏切るのかなどのプレイヤーの判断は評判システムに反映され、コンパニオンキャラクターやその勢力との関係性のみならず、この島における地政学的な面にも影響を及ぼしていく。

この島には各勢力のほかに、凶暴な獣や神秘的なモンスターも生息しており、外交関係のもつれによる争い以外にもバトルへと発展する要素は多い。プレイヤー向けには、近接・遠距離武器や魔法が豊富に用意されており、スキルと同じくプレイスタイルに合わせて装備していく。クラフトも可能なようだ。

また、本作はクラス制を採用していないが、コンパニオンキャラクターについてはヒーラーやタンク、魔法使いなどの役割に特化しており、バトルではプレイヤーに加勢してくれる。良好な関係を築きたい勢力のコンパニオンキャラクターを選ぶもよし、クエストの内容とプレイスタイルに合わせて能力で選ぶもよしである。本作では決められた道筋は用意されておらず、バトルを中心にしたプレイであっても、外交的手腕を発揮する形でも攻略可能。プレイヤーの選択にゲーム世界が反応し、物語が紡がれていく。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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