16年前の「スポンジ・ボブ」ゲームが蘇る『SpongeBob SquarePants: Battle for Bikini Bottom – Rehydrated』海外発表。新たにマルチプレイに対応
【UPDATE 2019/06/07 11:33】
『SpongeBob SquarePants: Battle for Bikini Bottom – Rehydrated』のSteamページが公開され、本作のスクリーンショットと共に、いくつかの情報が明らかになった。まず、対応言語リストに日本語が含まれている。発売時期については、準備ができた時((When) I’m ready!)だそうだ。
今回リメイクするにあたっては、ビジュアルや解像度をアップグレードしながら、オリジナル版のゲームプレイを忠実に再現するという。一方、ロボイカルドのボス戦など、オリジナル版ではカットされていたコンテンツを復元して追加収録。また、同じく新たな要素であるマルチプレイについては、最大2人でのオンラインもしくはローカル(画面分割)プレイに対応し、内容としては“ホードモード”が用意されるとのことだ。
【原文 2019/06/06 00:01】
パブリッシャーのTHQ Nordicは6月5日、『SpongeBob SquarePants: Battle for Bikini Bottom – Rehydrated』を海外発表し、ティザートレイラーを公開した。プラットフォームはPC/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox Oneで、発売時期は未定。
『SpongeBob SquarePants: Battle for Bikini Bottom – Rehydrated』は、アメリカNickelodeonのテレビアニメ「SpongeBob SquarePants(スポンジ・ボブ)」をもとにしたゲーム作品。2003年に『SpongeBob SquarePants: Battle for Bikini Bottom』という3Dアクション・アドベンチャーゲームがPS2やニンテンドー ゲームキューブ、初代Xboxなどで発売されており、本作はそのリメイク版だ。オーストリアのデベロッパーPurple Lamp Studiosが開発を担当する。
今回発表されたリメイク版の内容についてはまだ伏せられているが、オリジナル版では、主人公のスポンジボブ・スクエアパンツや、その親友のパトリック・スター、サンディ・チークスがプレイアブルキャラクターとして登場。シェルドン・J・プランクトンが作った機械から生まれたロボット兵たちの侵攻から、海底都市ビキニタウンを守る。ゲームプレイにおいては、ステージ内に配置されたアイテムを集めながら、さらなるステージをアンロックしていく。また、バス停ではキャラクターを切り替えることが可能。それぞれの個性的な能力を活かしてステージを攻略していく。
*オリジナル版のトレイラー
リメイク版における、現時点で唯一明かされている情報というと、マルチプレイモードの追加である。オンラインに対応するのかや、どのように機能するのかは不明だが、3人いるキャラクターたちを同時に使用し、協力してステージを進んでいくような、オリジナル版にはなかった要素が楽しめるのかもしれない。
オリジナル版の『SpongeBob SquarePants: Battle for Bikini Bottom』は、当時THQから販売されたタイトルだった。同社はのちに倒産し、Nordic Gamesがそのブランドを買収してTHQ Nordicに。THQ Nordicは、『Darksiders』シリーズの新作や、『De Blob』シリーズの再リリース、また『Red Faction: Guerrilla』のリマスター版を発売するなど、THQがかつて販売していたタイトルの活用に積極的だ。「スポンジ・ボブ」というと、前日譚となる新たなアニメシリーズの制作が発表されたばかりとあって、新たに蘇る『SpongeBob SquarePants: Battle for Bikini Bottom – Rehydrated』もファンの注目を集めそうだ。
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