『ポケットモンスター ソード・シールド』11月15日発売へ。ポケモンの巨大化やレイドバトルも導入するなど、大きく進化したポケモンに

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任天堂と株式会社ポケモンは6月5日、Nintendo Switchソフト『ポケットモンスター ソード』『ポケットモンスター シールド』の詳細情報を公開した。発売日が11月15日に決定したほか、数々の新情報が明かされている。

新たな舞台となるのは、ガラル地方。ポケモンと人間が共存する世界。ポケモンバトルが一大エンターテイメントとなっており、テレビ中継にもなるほど。この地方で、御三家となる好奇心旺盛でやんちゃなこざるポケモンのサルノリ、元気いっぱい走り回るうさぎポケモンのヒバニー、ちょっぴり臆病で水に隠れて狙い撃つみずとかげポケモンのメッソン。いずれかを選び、旅に出る。

アートディレクションを担当するのは、ジェイムス・ターナー氏。ターナー氏によって、数々のポケモンが紹介された。ひつじポケモンウールーは、毛を使った織物が人気だという。はなかざりポケモンヒメンカは、治癒効果がある。ヒメンカが進化するとワタシラガとなる。ワタシラガの綿毛には小さな種がついている。治療効果の能力があるそうだ。なおヒメンカとワタシラガの持つ新特性「わたげ」は、バトルで攻撃を受けた際に、すばやさを下げるという効果あり。かみつきポケモンカジリガメは、岩や石をも噛みちぎる。性格は凶暴なので、手懐けるのにも腕が求められるだろう。アーマーガアは「そらとぶタクシー」とも呼ばれており、主人公が行ったことのある場所へ連れて行ってくれる。

これまでのシリーズで出てくるポケモンも、もちろん登場するとのこと。今作のポケモン図鑑は「スマホロトム」の中に搭載されているそうだ。「スマホロトム」の中には、さまざまな家電に入り込む能力をもったポケモン「ロトム」がいる。「ポケモン図鑑」としての機能以外にも、役立つ機能が盛りだくさん。たとえば、自転車に装着することで、地上を早く移動できるだけでなく、水上を移動することもできるようになるそうだ。

ガラル地方でもっとも多くのポケモンと出会えるのは、ワイルドエリアと呼ばれる場所。広大なワイルドエリアでは、場所や天気によって現れるポケモンが変わるという。カメラも動かすことができる。ガラル地方では、ポケモンが巨大化する要素も存在するという。ダイマックスと呼ばれる巨大化であり、すべてのポケモンがダイマックス可。大きくなるだけでなく、能力も強化され、わざもダイマックスレベルに。すべての戦闘で1回のみ可、ただし3ターン経つと戻る。なおダイマックスは、ダイマックスバンドと呼ばれる特別な道具を持つ者のみ扱えるとのこと。

ワイルドエリアでは、4人で協力可能なアクティビティも用意。マックスレイドと呼ばれる協力バトルが導入される。非常に強力なダイマックス化したポケモンを相手とする。そのうちのひとりが、ダイマックスポケモンを呼び出すことが可能。バトルが終わると、ゲットチャンス到来だ。ここでしか手に入らないポケモンもいるという。マックスレイドバトルの相手や環境は、場所や天気で変化。たとえば、晴れている時には「アママイコ」に、雨の時には「ランターン」に挑戦できる。マックスレイドバトルは、ローカル通信のほかオンラインプレイも可。なお4人集まらなかった場合は、サポートトレーナーが共に戦ってくれるとのこと。

ガラルリーグのチャンピオンはダンデ。無敗であり人柄もよく、絶大な人気を得ている。ライバルとなるのは、ダンデの弟であるホップ。主人公と同じタイミングでガラル地方に旅立つそうだ。ガラル地方では、マグノリア博士とソニアがふたりの冒険をサポート。さまざまな知恵を与えてくれるとのこと。

プレイヤーは、ガラル地方のポケモンジムに挑む。それぞれのポケモンをダイマックス化できるように配慮してか、特別な設備となっている。プレイヤーもポケモンをダイマックス化させ、立ち向かうのだ。スタジアムのようなつくりとなっており、興行としても賑わっていることを予想させる。たとえば、くさタイプのジムリーダーのヤローは、粘り強くプレイヤーに立ち向かってくるそうだ。

でんせつのポケモンとなるのは、ザシアンとザマゼンタ。ライオンのような身なりが特徴の両ポケモン。ザシアンは剣、ザマゼンタは盾のようなフォルムを顔面に備えている。どのような役割になるのか不明であるが、重要な立ち位置になりそうだ。

『ポケットモンスター ソード・シールド』は11月15日にNintendo Switch向けに発売予定。価格は税別5980円となっている。

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