Focus Home Interactive/Deck 13は6月4日、『The Surge 2』の発売日を海外向けに発表。PCおよびPlayStation 4/Xbox One向けのタイトルとして9月24日に発売される。Steamでの販売価格は5980円。なおSteamストアページの対応言語リストには日本語も含まれている。前作『The Surge』はオーイズミ・アミュージオより日本語版が発売済み。新作もいずれ日本語で遊べるようになりそうだ。
※2018年8月に公開されたゲームプレイ映像
前作『The Surge』は強化外骨格を身にまとい戦うSFアクションRPG。戦争と地球温暖化により荒廃した2080年の世界を舞台に、足に障害を抱える主人公が外骨格(エクソ・リグ)に身を包み、巨大企業CREO社の工場内で戦う。死人となり襲いかかってくる労働者や暴走機械に立ち向かいながら、CREO社で起きた異変の真実を突き止めるのだ。戦闘システムの目玉として「部位ターゲットシステム」を採用しており、敵の特定部位を集中的に攻撃して切断し、自身のパーツ強化に利用することができた。
『The Surge 2』では高難度な戦闘や部位ターゲットシステム、キャラクターの成長システムなど前作の根幹部分を継承しつつ、ゲームプレイのさらなる拡張が図られる。方向別のブロックシステムや新しい戦闘アクションの追加。アビリティやインプラントの種類増加、AI改善、部位ターゲットシステムの強化などにより、前作よりも戦略的なバトルが目指されている。ゲームエンジンの改良により実現したグラフィックやレベルデザインの進化も見どころのひとつだろう。なお操作キャラクターは性別選択が可能。またストアページには前作とは異なり「マルチプレイヤー(オンライン)」の表記が確認できる。こちらについてはCo-opやPvPではなく、他プレイヤーのゲーム体験に影響を及ぼすオンライン機能を計画していると開発陣が語っている(Twinfinite)。
※Rock Paper Shotgunが公開したゲームプレイ映像
新作の舞台となるのは、巨大で複雑に入り組む荒廃都市ジェリコ。主人公が乗った飛行機は、ジェリコへ向かう最中、謎の嵐に巻き込まれ墜落する。郊外に不時着した主人公が目覚めるのは、それから数週間後のこと。気がつけば都市内部の廃墟化した拘置所にいた。ジェリコでは外骨格兵たちが戒厳令を敷き、ロボットたちが暴徒化していた。生き残りをかけた戦いを続けながら、この街で何が起きているのか解き明かすのだ。
なお開発陣はE3 2019に向けて準備を進めていると発信しており、イベント期間中にはさらなる情報公開に期待できそうだ。
The team is working hard to prepare our biggest E3 yet – stay tuned! pic.twitter.com/QBud56irpr
— The Surge (@TheSurgeGame) May 29, 2019