『ゼルダの伝説』でリズム・ローグライクする『ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー』6月発売へ


スパイク・チュンソフトは5月31日、「Indie World」にて『ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー』の新映像を公開し、同作を6月に発売すると発表した。

『ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー』はリズムに合わせてダンジョンを探索するローグライクゲームだ。リズム・ローグライクゲームとしてヒットしたインディーゲーム『クリプト・オブ・ネクロダンサー』とコラボレーションを果たしている。
舞台となるのは、『ゼルダの伝説』シリーズの世界。プレイヤーは、リンク、またはゼルダ姫となって、ランダム生成された地上世界とダンジョンを探索。クエストをこなしながらハイラルを救うための戦いを繰り広げる。

『クリプト・オブ・ネクロダンサー』においては、BGMに合わせて時間が進行する。1ビートが1ターンとなっており、敵キャラクターもリズムに合わせてどんどん行動して襲ってくるため、素早く的確な判断が求められる。移動をするのか、攻撃をするのか、アイテムを拾うのか。時間に追われてミスを繰り返すこともあれば、リズミカルに敵を撃破し続けることもあるだろう。RPGとしてのスキルだけでなく、判断力やノリ感など、総合力が求められるハードコアなシステムが特徴なのだ。

そうしたベースのシステムに『ゼルダの伝説』の設定がスパイスとして加えられたのが本作である。モダンな容姿のライネルから、昔ながらのハイラル兵など、それぞれの敵の性質を見極めよう。キャラクターや敵だけでなく、攻撃やアイテムにおいても『ゼルダの伝説』のエッセンスが加えられているだろう。BGMには『ゼルダの伝説』のサウンドトラックのリミックスが使用されるとのこと。

『クリプト・オブ・ネクロダンサー』を手がけたBrace Yourself GamesのCEOであるRyan Clark氏が、DLCのような形で『ゼルダの伝説』のキャラクターを使えないか任天堂に尋ねたところ始まった、本コラボレーション(IGN)。インディーゲーム開発者のアプローチから意外な形で生まれた本作の、発売を楽しみにしておこう。