『Apex Legends』シーズン2バトルパスの改善を予告。デイリー・ウィークリーチャレンジ追加や、報酬バッジ・トラッカーの廃止など

 

EAとRespawn Entertainmentは5月31日、『Apex Legends』シーズン2にむけてバトルパスの改善を予告した。シーズン1開幕にあわせて導入されたバトルパスは、ゲームをプレイしレベルを上げることで、シーズンごとにアイテムを獲得することができるシステム。マネタイズのひとつとして導入されていたものの、他作品のバトルパスに比べて経験値獲得手段やリワードが乏しいと指摘されていた。それらにテコ入れがはいる。

Respawnはシーズン2からは『フォートナイト』などでおなじみのデイリー・ウィークリーチャレンジを実装すると発表。レベルを上げるために指定のチャレンジをクリアしていくシステムである。ウィークリーチャレンジについては、始めるのが遅かったり逃していたりしても、シーズン中は過去のものもまとめてクリアできるという。レベル100までに到達する時間も、ぐっと縮まるだろうとのこと。

シーズン2からは、バトルパスにレジェンダリースキンを3つ追加。またレジェンダリースキンは、バトルパスレベル1/25/50/75/100の段階で受け取れるようにするという。Respawnのねらいは、各レジェンド固有の限定スキンや、全レジェンド共通スキン(例:武器スキン)をバランス良くプレイヤーに提供すること。レベル100到達報酬は進化型武器スキンであり、レベル110に到達すれば特別の色違いバージョンが提供される。

シーズン1の報酬

そしてシーズン2バトルパスの有償報酬からバッジやデータトラッカーを削除。バトルパスから手に入るバッジはひとつのみとなり(段階的に進化していくタイプのバッジ)、報酬スロットを占有しなくなる。またデータトラッカーはフリーパスに含まれ、10レベルまでにすべて手に入る。バッジとトラッカーにかわる新たなコンテンツが3種類用意され、シーズン2のバトルパスではそれらが手に入るそうだ。これらの新コンテンツについてはシーズン2開始が近づくにつれて明かされるという。レジェンダリースキンの少なさとバッジ/トラッカーのリワード占有はたびたび批判されてきた点である。フィードバックを聞き、改善をしていることがうかがえる。

またイントロボイスにかわり、クラフティングメタルがリワードに追加される。レジェンダリースキンをひとつクラフトできる分のクラフティングメタル(1200)が、バトルパスを通じて入手可能となる。お気に入りのレジェンダリースキンを手に入れるチャンス。クラフティングメタルはバトルパスに含まれるApexパック報酬からも引き続き手に入る。

『Apex Legends』シーズン2の詳細については、6月9日のEA Playにおけるライブストリーミングで明かされる。続報を楽しみにしておこう。