Humble Bundleは5月24日、PC版『Jalopy』の無料配布を開始した。日本時間5月26日午前2時までの期間限定で、配布数が規定数量に達した場合はその時点で配布終了。入手するには、Humble Bundleのニュースレター登録し、その後本作の該当ページにて手続きするとPC版のダウンロードリンクが送られてくる。なお今回配布されるのは、DRMフリーのWindows版。Steamキーを入手するには1ドル払う必要があるという。ゲームの定価は、1480円。
『Jalopy』は旧東欧諸国を舞台とした、ドライブシミュレーターだ。正式リリースされた際に、日本語にも対応している。プレイヤーは叔父から譲り受けた1970年製のTrabant 601に乗り込み、好きなルートを選び、目的となる街を目指してドライブを続ける。プレイヤーはただ車を操縦するだけでなく、メンテナンスも並行して行わなければならない。運転中は、ガソリンの量、タイヤの状態、バッテリーの残量などさまざまな点に配慮する必要がある。頻繁に不具合をおこす車を修理しながら、目的地までドライブすることを目指す。
ゲームは一人称視点で展開され、プレイヤーは車の乗り降りが自由にできる。車から降りてうろつくことが可能な、オープンワールドゲーム的な構造を持つ本作。街へ辿り着けばお店をうろつきパーツや嗜好品を買い、夜になればモーテルで休む。生きていくにはお金が必要であるので工面しなければいけない。道に落ちているものを拾って売るのもいい。夜は見通しが悪くなり事故率が上がり、雨が降るとタイヤが消耗するなど、道程は険しい。直面する問題を解決しながら、旅を続けるのだ。
『Jalopy』は早期アクセス販売時からバグの多さが課題としてあげられていたが、正式リリース後もそうした不具合を修正するアップデートが続けられている。イライラと自由度が共存する、没入度の高いユニークなポンコツ車ドライブを、これを機にプレイしてみてほしい。『Jalopy』はHumble Bundleの該当ページから入手できる。