『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』5月分配信開始。『スターソルジャー』の“必勝バージョン”もこっそり配信

『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』5月分が配信開始された。Nintendo Switch Online加入者向けの特典として提供されている本ゲーム集に『クルクルランド』や『ドンキーコングJR.』が追加。恒例の「SPバージョン」としては『スターソルジャー』の“必勝バージョン”が配信されている。

任天堂は5月15日、Nintendo Switch Online加入者向けの特典として提供しているファミコンゲーム集『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』の、2019年5月分の追加タイトルを配信開始した。

今月も3本のファミコンゲームが追加配信された。まずは、任天堂が1992年に発売したアクションゲーム『クルクルランド』だ。ターンポストと呼ばれる柱が整然と並んだステージにて主人公のグルッピーを操作し、隠された金塊をすべて探し出すとステージクリア。グルッピーは自動的に直進し、ターンポストに掴まって方向転換するという独特の操作が特徴のゲームだ。2人協力プレイにも対応する。なお、本作は先に発売されたファミコン版ではなくディスクシステム版を移植しており、金塊の配置など一部仕様が異なっている。

2本目は『ドンキーコングJR.』。任天堂から1983年に発売された、『ドンキーコング』の続編である。『ドンキーコング』では、ドンキーコングに捕まった恋人レディを助けるためマリオを操作したが、『ドンキーコングJR.』ではドンキーコングがマリオに捕らえられており、息子ジュニアが助けに向かう。ツルに掴まって移動する新たなクションが加えられており、マリオが差しむける妨害を避けながら、ステージ内にある鍵を目指す。全4ステージで、クリアするとさらなる高難易度で周回する。

そして3本目は、任天堂が1988年にディスクシステム向けに発売した『VS.エキサイトバイク』だ。さまざまな障害物が配置されたトラックを走るバイクレースゲームで、予選と本戦をおこない上位入賞を目指す。予選ではプレイヤーだけで規定タイム以内を目指して走り、本戦ではライバルたちとレースだ。『エキサイトバイク』と異なり残機制が導入されている。また、障害物やジャンプ台などを自由に配置してオリジナルのトラックを制作できる「VS EDIT」モードも用意されている。

任天堂からの予告なしに“こっそり”配信される、恒例の「SPバージョン」のゲームももちろん配信。今月は『スターソルジャー』の「ステージ8必勝バージョン」だ。本作は、ハドソンから発売された縦スクロール・シューティングゲームで、通常バージョンも2019年4月に配信されている。

本作では、パワーアップアイテムを獲得することで自機シーザーがパワーアップしていくこともあり、ほかの多くのSPバージョンと同じく、最大限パワーアップした5方向ビーム&バリア装備状態からプレイする。そして、全16ステージある内の8ステージ目からスタートだ。このステージでは、本作のパッケージイラストでも見られる巨大なビッグスターブレインがボスとして最後に待ち受けている。最大火力を活かし、時にはステージ裏を隠れて進むなどしながら道中を突破し、迫力あるボスバトルに挑もう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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