『ディビジョン2』タイトルアップデート3配信開始&パッチノートまとめ。レイド解禁は5月16日深夜

『ディビジョン2』タイトルアップデート3が配信開始された。本稿ではパッチノートの重要点をまとめ。『ディビジョン2』のレイドコンテンツ「オペレーション・ダークアワー」とアパレルイベント「ダークアワー」は近日解禁予定だ。

ディビジョン2』のタイトルアップデート3の配信が開始された。最大8人で挑むレイドコンテンツ「オペレーション・ダークアワー」やイヤー1パス所有者向けのクラシファイド任務「Fall of DC2種(ユニーク報酬として限定バックパックトロフィーを入手可)を実装する大型アップデートだ。なお各クラシファイド任務は週1回しか実行できない。

全体的な難易度変更、タレント・スキルのバランス調整、再調整や装備標準化の仕様変更、PvPバランス調整、エキゾチック武器やギアセットの強化、低スキルパワービルド向けのMod追加など変更内容は多岐にわたる。特筆すべきバグ修正としては、サイドミッションの進行不可バグの修正が挙げられるだろう。タイトルアップデート3の英文パッチノートはこちら。本稿では重要項目を列挙している。

レイドコンテンツに関しては、今回のアップデートの配信により実装済みであるが、実際に遊べるよう「解禁」されるのはアップデート後となる(5月16日)。レイド解禁と同タイミングでは、新たなアパレルイベント「Dark Hours」も開幕する予定だ。なおゲーム内タイマーによると解禁時刻は517日午前1時となっている。【UPDATE 2019/05/15 0:33】レイド解禁が5月16日となる旨発表されたため、タイトル&本文を変更)

2019/05/14 19:40撮影

戦利品・報酬
・テストサーバー上でテストされていた、装備スコア515の導入は見送りとなった
・一方で、装備スコア500到達後の装備スコア500確定入手方法が増える。具体的にはレイド報酬、ダークゾーンの汚染装備、拠点ボス、懸賞金、ヒロイック難易度ボス、コントロールポイント警戒度4、ハード/チャレンジのデイリーミッションが当てはまる
・キャラクターの平均装備スコアを下回る装備品がドロップする確率が低下
・コントロールポイントの報酬コンテナはデイリータイマーでリセット。ルートコンテナは毎日指定の時間でリセット
・ドローンヘリコプターの戦利品について品質・個数上昇
・クランキャッシュから得られる最大戦利品数がわずかに減少
・キャビネットのルートコンテナにダークゾーンの鍵が含まれる可能性あり
・懸賞金ミッションのXP上昇
・残弾数が減った際、敵が弾薬を落とす確率が上昇
・ミッションクリア後に結果画面閲覧可能

設計図・クラフト
・クラフトベンチ横のイナヤ・アルカリクが設計図ベンダーに昇格
・他のベンダーが販売していた設計図は今後イナヤが販売する
・設計図が報酬となるウィークリープロジェクトの数が1個から3個に増加。
・ウィークリープロジェクトの戦利品報酬の品質向上
・クラフト素材を寄付することで設計図をもらえるデイリープロジェクトが追加
・クラフトされたエキゾチック武器に強化設計図を使用した場合、必ず現在いるワールドクラスにおける最高装備スコアまで上昇
・レシーバー部品・保護布の所有上限が最高600まで上昇

スキル、ギア関連
Auxiliary Battery」追加。タレットやドローンなど特定スキル限定でスキルパワーを上昇させるスキルMod。スキルModスロットをひとつ埋めるが、残りのスロットで高レベルのスキルModを使用できるようになる。装備品ドロップもしくはランダムスキルModのクラフトにより入手可能
・ハイヴ用のModに「+体力」「+半径」効果の新Modを追加
・装備品の青色特性がわずかに強化

再調整/最適化
・装備の再調整により転送できる特性の制限を緩和。再調整スコアという項目が設けられ、そのスコア上限に達しない限り、転送前の装備品の特性が低減することなく転送される
・転送により装備スコアではなく再調整スコアが変動するようになる

装備標準化
・標準化の基準値は装備スコア500になる。この変更により、標準化適用時にも通常時と同様の特性・スキルパワーが適用される

PvP時の全体的な補正
・ダメージ補正低下。PvE時と同等のキル時間になる見込み
・スキルダメージ補正はわずかに上昇
・全体的に戦闘時間が長くなり、スキルがより効果的になる
・特定武器/スキルを対象とした補正効果が適用されていく
 現状アサルトライフルの与ダメージが1.25
・腰撃ち時にはクリティカルヒットが発生しなくなる(PvPのみ)

コンフリクト関連
・ネームプレートにてアーマー値を視認しやすいようビジュアル変更
・ダメージ/アーマーのブースト効果が半減
・チームメイトと一緒にリスポーンする可能性が上昇
・スキルクールダウンは死亡/リスポーン時にリセットされなくなる

ダークゾーン関連
・標準/占領ダークゾーンともに汚染装備のドロップ率上昇
・ネームドボスは汚染装備確定。高レベルのランドマークボスは複数の汚染装備をドロップする可能性あり
・ノーマル/ベテラン/エリートNPCのドロップ率は低下。ただし汚染装備のドロップ率は上昇
・汚染装備の所持上限が上昇。デフォルトは6、パーク効果を適用した最大所持数は10
・ランドマーク完了後には約1分のクールダウン発生(ファーミング防止のため)
・ダークゾーンNPCの攻撃力低下。防御力は上昇
・死亡時のローグクールダウンを廃止
・ローグクールダウン短縮のダークゾーンパーク廃止。Bouncebackのパークは、死亡した際のXPロス軽減に
・ローグ化自体のクールダウンは継続
・同じダークゾーンのインスタンス上で、最大人数である12人が集まりやすくなるよう調整。マッチンググループは、レベル30以下と、ワールドクラス突入後のプレイヤーの2つに分けられる
・占領ダークゾーンで死亡した際のXPペナルティ軽減
・占領ダークゾーンのダメージ補正は通常PvPとは別枠
・窃盗団のアジトにて武器変更化
NPCの攻撃力低下、キル時間増加

コメンデーション
・継続ログインを必要とするコメンデーション、ゲーム内時間で28日過ごす必要のあるコメンデーションを削除
・新たに5種類のコメンデーションを追加

敵NPC
・エリートメディックのパルスグレネードの仕様変更。電波妨害なし・半径縮小・半径視認容易化
・ハード難易度以上のNPCの与ダメージおよび体力低下
・ベテラン、エリート、ネームドNPCの攻撃力低下
・高難度時のNPCバリエーションが豊富に
・タンクNPCの近接攻撃力大幅低下、その他NPCの近接攻撃力も低下
・グレネードNPCが投げる投擲武器の精度低下
・自爆兵の爆破範囲縮小
・カバー中もしくはプレイヤーにエイムされているNPCの受け身具合が軽減

民兵
・コントロールポイントの民兵がボディアーマーを着用
・プレイヤーが使用している遮蔽物に民兵が近づかないようAI変更
・人質がより自分の命を大切にする
・最大限までアップグレードしたコミュニティの民兵の装備強化
・コミュニティのアップグレードにより民兵の攻撃力がわずかに上昇
・セーフハウスや味方コントロールポイントだけでなく、パトロール中もしくはコントロールポイントで応戦中の市民の元にもファストトラベル可(敵兵のリーダー出現時は不可)

ギアセットのセット効果変更

・ハードワイアード
ショック持続時間ボーナスを削除し、スキルダメージボーナスを追加

・オンゴーイングディレクティブ
武器に限らず敵をキルすると、現在装備中のもの含む武器に特殊弾薬(焼夷、炸裂、ショック)を装填

・トゥルーパトリオット
デバフ切替を4秒から2秒単位に変更
フルフラッグ適用中の、付近の敵に与えるダメージ量が25%から50%に上昇

エキゾチック武器のバランス調整

・ネメシス
 サイト/スコープ:+35%ヘッドショットダメージ
 マガジン:+10%リロード速度
 マズル:+15%クリティカルダメージ
 グリップ:+15%対エリートダメージ

・チャッターボックス
 ダメージ上昇
 サイト/スコープ:+5%クリティカル率
 マガジン:+10%リロード速度
 マズル:+10%クリティカル率
 グリップ:+15%ハンドリング

・スイートドリーム/ララバイ
 ダメージ上昇
 サイト/スコープ:+15%命中率
 マガジン:+15%リロード速度
 グリップ:+25%最適射程

・マーシレス/ルースレス
 ダメージ上昇
 サイト/スコープ:+10%命中率
 マガジン:+15%リロード速度
 マズル:+20%安定性
 グリップ:+20%ハンドリング

・ぺスティレンス
 ダメージ上昇
 マガジン:+10%連射速度
 マズル:+20%安定性
 グリップ:+15%ハンドリング

・リバティ
 ダメージ上昇
 サイト/スコープ:+10%クリティカル率
 マガジン:+15%対エリートダメージ
 マズル:+15%安定性
 グリップ:+15%連射速度

スキルのバランス調整

・アサルトドローン:PvE時にターゲットを失った際、次のターゲットを能動的に探し始める
・ディフェンダードローン:弾薬を弾いた際の消耗が激しくなる
・レインフォーサーケミランチャー:ガスの重ねがけが無効となる
・ライオットフォームケミランチャー:NPCに使った場合の基本効果時間が増加
・リバイバーハイヴ:蘇生時間がわずかに増加。また蘇生できない場合がある問題を改善
・スキャナーパルス:クールダウンが120秒から90秒に低下

タレントのバランス調整
弱体化されたタレントもあるが、今回のアップデートにより敵兵の攻撃力・体力が下方修正されている点にも留意が必要

・セーフガード
効果時間を20秒から5秒に変更20秒のクールダウン有りとの記載追加(以前から適用されていたが記載はされていなかった)。攻撃値(赤)要件は4以下

・クラッチ
クリティカルヒットごとの回復量が15%から20%に上昇、アーマー回復は2%から1%に減少。ディフェンス(青)要件は4以下

・サージカル
クリティカルヒット率ボーナスが8%から5%に変更

・スポッター
パルススキャン適用中の敵へのダメージが+10%から+20%に上昇
ユテリティ(黄)値の要件は5

・ニーキャップ
出血適用確率が10%から15%に上昇

・エントレンチ
カバーからのヘッドショットによるアーマー修復量が5%から10%に上昇

・ハードヒッター
対エリートダメージが+15%から+10%に低下

・ペイシェンス(忍耐力)
カバーに入ってから5秒経過後、アーマーが1秒ごとに5%回復
ディフェンス値(青)値の要件は6

・アンブレイカブル
PvEではアーマーが消耗した際のアーマー修復量が最大アーマーの25%から70%に変更(PvPでは25%)。その後5秒ではなく7秒以内に使ったアーマーキットは消費されなくなる。ディフェンス値(青)の要件は11

・ブラッドサッカー
PvEではボーナスアーマースタックが20%から25%に、効果時間が20秒から10秒に、最大スタック数が5から6に変更。PvPではボーナスアーマースタック20%、効果時間5秒、最大スタック数5。攻撃値(赤)要件は11

・バーサク
武器ダメージボーナスを得るのに必要なアーマー消耗が10%ではなく20%に変更。攻撃値(赤)要件は7変更

・血への渇望
キル後の武器変更による武器ダメージボーナスが25%から35%に上昇(PvP20%に減少)。効果時間は10秒から5秒に減る。攻撃値(赤)要件は9に変更

・鍛冶工
サイドアームキルによるアーマー修復が25%から50%に上昇。10秒ではなく15秒ごとに発生するようになる。ディフェンス値(青)要件は7変更

・クリティカル
クリティカルダメージボーナスが8%から5%に変更

・フレンジー
最大装填数10発につき+2%の連射速度/2%の武器ダメージ(PvPではそれぞれ+1.5%)を、残弾ゼロの状態でリロードしたい際に付与。効果適用時間は5

・キラー
変更前は「クリティカルヒットで敵を倒すと+50%のクリティカル率を5秒間得る」という効果内容であったが、変更後は「クリティカルヒットで敵を倒すと+30%のクリティカルダメージを5秒間得る

・メジャード
マガジンが残り半分になるまで、連射速度が+20%(変更前:15%)、武器ダメージが-15%(変更前:-20%)。マガジンが残り半分になると連射速度が20%(変更前:-25%)、武器ダメージが+30%(変更前20%)

・プリザベーション
アーマー修復量が5%から10%に、3秒ではなく5秒間修復される(PvPは変更なし)。ヘッドショットキル時の回復は10%ではなく20%に増量(PvP時は15%)。ディフェンス値(青)要件は7

・リフォーメーション
ヘッドショットキルによる修復と治療上昇を25%から50%に強化。効果時間は25秒から20秒に変更。ユテリティ値(黄)要件は9

・スパイク
ヘッドショットキルによるスキルダメージボーナスが25%から35%に、効果時間は10秒から20秒に上昇。ユテリティ(黄)値の要件は5に上昇

・アンヒンジド
武器ダメージ上昇ボーナスが25%から20%、武器ハンドリングのマイナス効果が-35%から-25%に変更

・ストレインド
+10%のクリティカルダメージボーナス適用に必要なアーマー消耗が、5%毎から10%毎に変更

アンストッパブル
敵を倒すことで、アーマー最大値25000につき+2%の武器ダメージ(PvPでは1%)。ディフェンス値(青)要件は7以上

設定項目
・ニュートラル・ライティング設定追加。ライティングの各種効果を無効化する。薄暗い部屋でのプレイ時のみ推奨

PC限定
・アンチエイリアス設定に「ウルトラ」項目追加
・キャラクターステータス画面にて各種ボーナスの適用状況を正しく反映
・ダウン時にホットキーでソーシャルメニュー呼び出し化
・ヒロイック難易度のミッション中にマッチメイク可
・ボス戦中、そしてボス戦後/ミッションクリア後の短時間はキック投票無効。AFKプレイヤーは例外

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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