暴れてシゴくカオスシム『Wanking Simulator』発表。破壊と混沌を楽しむお下品ライフ

パブリッシャーUltimate Gamesは5月13日、『Wanking Simulator』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2019年第3四半期発売予定。「Wank」はイギリスのスラングでマスターベーションを意味する。ど直球なタイトル通り、かなりお下品さを漂わせるシミュレーターである。

『Wanking Simulator』は、一人称視点で展開されるライフシミュレーターである。プレイヤーとなるのはWinston Gay。Gay Bayと呼ばれる小さな街にて暮らす主人公は、バカデカい声で自慰を続けた結果、近隣の住民の苦情により当局から家ごと没収されてしまった。恨みを持つ男は、奪われた代償を払わせるために、住民たちへのリベンジを企むのだ。

プレイヤーはGay Bayと呼ばれる小さな街で、破壊と自慰に勤しむ。教会、いくつかの住宅、高校、ガレージなどが並ぶ街並みを舞台に暴れまくる。破壊と混乱(もしくは自慰)を引き起こしていくと、ポイントが蓄積されるという。警察に捕まるまでに、その“カオスポイント”を溜めていくのが本作の目的であるようだ。トレイラーでは、暴力を振るったり、故人を冒涜したり、警察官を投げつけたりといったシーンも。

ゲームは5日間に区切られており、それぞれの日によって異なるイベントが待ち受けるそうだ。どこに行きどのように過ごすかはプレイヤー次第。暴れずにお行儀よく過ごすという選択肢もあるだろう。トレイラーではとにかくさまざまなもの蹴っている様子が確認できるほか、主人公は超能力を持っているという。重力を弱めたり、パンツの中にライフルを生成させたり、テレポートをしたりなど。Steamコミュニティでは、開発元がユーザーに実装コンテンツ案を募っており、さまざまな要素が追加されそうだ。

開発を手がけるのはMrCiastku氏。これまで複数のホラーゲームを手がけており、いずれも一定の評価を獲得している。Ultimate GamesのCEOであるMateusz Zawadzki氏は本作を、不条理でポリティカルにインコレクトな想定の上で作られたオリジナルゲームであるとしており、シュールな設定は「サウスパーク」シリーズを思い起こさせるだろうとコメントしている。

不道徳と下品さを詰め込んでいる『Wanking Simulator』であるが、トレイラーが掲載されているYouTubeの評価はというと、高評価と同程度の数の低評価が投じられている。新たな『ポスタル』として期待を寄せるコメントも散見されるが、タイトルからも漂う強烈な下品な“におい”に抵抗を抱く人も少なくない。Ultimate Games は、近年の釣りゲーとしてはヒット作にも分類できる『Ultimate Fishing Simulator』などもリリースしているパブリッシャー。ゲーム・文化の両方の面で選択を間違えれば、パブリッシャーとしてのブランドを低下させかねない。この異色のゲームを、どのようにプロデュースしていくか、その手腕が問われるところだろう。

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