『Apex Legends』寄生プレイヤーはBAN対象となる予定。武器を拾わない、おんぶにだっこ状態のプレイヤーを一時BAN

Respawn EntertainmentのコミュニティマネージャーJay Frechette氏は5月11日、『Apex Legends』の次回アップデートに向けた取り組み内容を報告。同作におけるピギーバック行為(Piggy-backing)をアカウントバン対象にする予定であることを明かした。これは、装備品をひとつも拾わない、あるいは銃を一切発砲しないといった、チームにまったく貢献しない放置・寄生状態のプレイヤーを罰することが目的である。

ピギーバッカーは、主に経験値稼ぎを目的とした、おんぶにだっこ状態のプレイヤーを指す。こうした放置・寄生行為については、かねてからコミュニティから指摘があがっており、開発チームはプレイデータをもとに内部調査を進めてきたという。そしてデータを分析しチーム内で議論を重ねた結果、対象者の一時的なアカウント停止、および悪質なケースにおける永久停止を導入することを決めたという。どのような基準が適用されるのか、また自動・手動どちらでの対応となるのか、現時点では詳細は明かされていない。

この発表に対しては、そもそも何故プレイヤーが寄生行為に走るのか、根本的な原因を特定し改善する必要があると指摘する声がコミュニティからあがっている。マッチ成績による経験値変動が少ないことや、バトルパスの経験値稼ぎが楽しくないことが寄生行為に繋がっているのではないかと、redditユーザーGlasseater氏は意見している。そのほかアカウント販売目的で放置プレイを行なっているケースも多いと思われる。

かといって経験値の付与バランスをどうすべきか、という点については意見が分かれている。バトルロイヤルゲームの目的は最後まで生き残ることなのだから、生存時間による加点を重要視すべきという声。あるいは能動的なプレイを促すためにキル経験値を増やすべきという声まで、さまざまである。アカウントバン対応と並行して、こうした点の見直しも望まれるところだろう。

また仮に寄生対策が自動対応であった場合、いずれは自動バンを回避するための必要最低限の行動が割り出されるだろうという諦観気味の考え。さらには、誤対応によりバンされる可能性も出てくるのではないかという懸念も寄せられている。たとえばredditユーザーFreshanator86氏は、エイムが下手なので自分でキルを取ることはできず、チームメイトに敵を倒してもらうことでしか勝てないと述べ、今後の方針に不安を覗かせている。先述したように、アカウントバン対象となる寄生行為の判断基準は明かされておらず、どのような形で実装されるのか注目が集まるところである。

Respawnは5月頭、PC版『Apex Legends』のチート行為を原因としたアカウントバン件数が77万を超えたと報告。そのほかチート/スパム行為に関連したアカウント作成を30万件ブロックしたことも併記し、チート行為の影響を受けたマッチ数が半減したと述べている。だが、チーター対策は終わりなき戦い。今後もEAのセキュリティ対策チームやEA傘下の他スタジオといったEAのリソースを活かし、チート対策を進めていくと伝えている。そうしたチートほど顕著ではないが、確実に存在する放置・寄生プレイヤーに関しても、誤対応を避けつつ確かな対策がなされることを期待したい。

なお次回アップデートでは当たり判定関連の問題の改善、ジブラルタルとコースティックのパッシブパーク「Fortified」が正しく作動していない不具合の修正が予定されている。そのほかオーディオバグ、ゲーム開始時のラグについても、引き続き解消に向けた取り組みが進められているとのことだ。

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