“伸び続ける”バスを操作するアクション『Snakeybus』Steam向けに配信開始。バスが宙を舞いヘビのように長くなる

インディースタジオStovetop Studiosは5月11日、スネークバスアクション『Snakeybus』をSteam向けにリリースした。『Snakeybus』はスネークゲームのゲームシステムに、現代のグラフィックとバスを融合させるという、一風変わったテーマの作品となっている。

インディースタジオStovetop Studiosは5月11日、スネークバスアクション『Snakeybus』をSteam向けにリリースした。価格は1010円(5月18日までは909円)。本作はビデオゲームにおいて古典的なジャンルであるスネークゲームに位置付けられる。アイテムを取得しつつ、壁や、伸び行く自身の身体に触れないようにスコアを伸ばすといったゲームシステムに、現代のグラフィックとバスを融合させるという、一風変わったテーマの作品となっている。

バスの前進は自動での移動となっており、プレイヤーは左右への移動やジャンプを駆使し、建築物や自身の車体に衝突しないよう操作することとなる。各所に設置されたバス停を通りがかることで乗客をバスに乗せることができ、一定数の乗客を乗せた後、地下鉄や美術館などの目的地に向かい乗客を降ろすことで、人数に応じてバスの車体が伸びていく。なお、プレイ時の視点は三人称、運転席から見た一人称と切り替え可能である。

バスが伸びていき、ジャンプで宙を舞う姿は、一見“バカゲー”な印象を与えかねないが、その実かなり練り込まれたゲームシステムとなっており、車体の長さを考慮したうえで、どのルートがベストな選択なのかを判断する「思考力」、そして、突如目の前に現れる障害物や自身の車体を如何にしてかわすのかを判断する「反射神経」が問われ、スネークゲームとしての基本をしっかり踏襲している。ジャンプが連続で使用できず、一度使用すると次ジャンプするまでにクールダウンが必要となることも手応えあるゲームシステムの一翼を担っている。

また、マップの種類も多岐に渡り、パリの街中から郊外、果てはコロニーまで、全6種類が用意されている。さらにグラフィックの色調もマップごとに異なり、写実的なグラフィックから、ローポリゴンでトゥーン調のグラフィックを再現したステージなど、マップごとに個性が際立っている。

Stovetop StudiosはSteamコミュニティにて、本作をリリースできたことを誇りに思うと述べ、今後の予定として、バグの修正、オーディオの改良、マップやバスの追加、そして現時点では非対応となっているフルコントローラーでの操作をサポートすると明かしている

本作はStovetop Studiosが開発を手掛ける初の作品となる。現時点での評価はレビュー数99件で「非常に好評」と好調なスタートを切っているようだ。興味を持った方はぜひプレイしてみてはいかがだろう。

Nobuya Sato
Nobuya Sato

最近Apexにハマり始めた人。幾度となく倒されながら高ランク帯を目指す。でも疲れる時もあるよね。その時はソロ専用ゲームをちょっとプレイして寝ます。

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