スクウェア・エニックスは5月10日、「State of Play」にて『ファイナルファンタジーVII リメイク』の新映像を公開した。6月に続報を公開するという。スクウェア・エニックスは6月のE3にてライブイベントの実施を予定しており、おそらくそこで続報が明かされるだろう。また、本作が分作として制作されることも、プレスリリースを通じてあらためて公表されている。
映像では、これまで情報として出ていたとおり、従来のターンベースの戦闘ではなく、アクション寄りになったリメイク版の戦闘が確認できる。エアリスやバレットとパーティーを組み、敵へと斬りかかるクラウド。バレットをプレイアブルキャラクターとして操作するシーンも。これまで公開されていた映像の延長であるが、制作の前進を確かに感じさせる。ディレクターである野村哲也氏は、「発売までの段取りもほぼまとまりました」ともコメントしている。
おはようございます。先程 #StateofPlay で紹介された『FINAL FANTASY VII REMAKE』ティザートレーラーを公開致します。発売までの段取りもほぼまとまりましたので来月の本格的な情報解禁まで今回の動画を考察しつつ後少しお待ち下さい。公式Twitterもその時にhttps://t.co/RyEYDYbfal
@野村 #FF7R— FFVII REMAKE (@FFVIIR_CLOUD) May 9, 2019
『ファイナルファンタジーVII』は1997年に発売された世界的ヒット作。プレイヤーは、記憶をなくした自称元ソルジャーのクラウド・ストライフとして、巨大企業神羅カンパニーに反抗するレジスタンスであるアバランチの「壱番魔晄炉爆破作戦」に参加。この参加をきっかけに、星の運命を動かす大きな陰謀に巻き込まれていく。
リメイク版については、2015年のE3にPS4向け先行発売タイトルとして発表され、同年12月にはUnreal Engine 4で開発されていることや、分割してリリースされることが明らかにされている。また2017年5月には、サイバーコネクトツーなど外部会社との共同開発する体制から、スクウェア・エニックス内製になること、『メビウス ファイナルファンタジー』を率いてきた浜口直樹氏が、野村哲也氏と並んで共同ディレクターを務めることが発表されていた。