『ファイナルファンタジーVII』リメイク版、新映像公開。6月続報公開へ


スクウェア・エニックスは5月10日、「State of Play」にて『ファイナルファンタジーVII リメイク』の新映像を公開した。6月に続報を公開するという。スクウェア・エニックスは6月のE3にてライブイベントの実施を予定しており、おそらくそこで続報が明かされるだろう。また、本作が分作として制作されることも、プレスリリースを通じてあらためて公表されている。

映像では、これまで情報として出ていたとおり、従来のターンベースの戦闘ではなく、アクション寄りになったリメイク版の戦闘が確認できる。エアリスやバレットとパーティーを組み、敵へと斬りかかるクラウド。バレットをプレイアブルキャラクターとして操作するシーンも。これまで公開されていた映像の延長であるが、制作の前進を確かに感じさせる。ディレクターである野村哲也氏は、「発売までの段取りもほぼまとまりました」ともコメントしている。

『ファイナルファンタジーVII』は1997年に発売された世界的ヒット作。プレイヤーは、記憶をなくした自称元ソルジャーのクラウド・ストライフとして、巨大企業神羅カンパニーに反抗するレジスタンスであるアバランチの「壱番魔晄炉爆破作戦」に参加。この参加をきっかけに、星の運命を動かす大きな陰謀に巻き込まれていく。

リメイク版については、2015年のE3にPS4向け先行発売タイトルとして発表され、同年12月にはUnreal Engine 4で開発されていることや、分割してリリースされることが明らかにされている。また2017年5月には、サイバーコネクトツーなど外部会社との共同開発する体制から、スクウェア・エニックス内製になること、『メビウス ファイナルファンタジー』を率いてきた浜口直樹氏が、野村哲也氏と並んで共同ディレクターを務めることが発表されていた。