映画「ジョン・ウィック」をゲーム化する『John Wick Hex』発表。伝説の殺し屋になって戦うストラテジー

映画「ジョン・ウィック」シリーズを題材とする『John Wick Hex』が発表された。『Thomas Was Alone』、『Volume』、『Subsurface Circular』を制作したインディーゲームスタジオBithell Gamesが制作を担当し、Good Shepherd EntertainmentとLionsgate GAMESが協同で発売する。

映画「ジョン・ウィック」シリーズを題材とする『John Wick Hex』が発表された。『Thomas Was Alone』、『Volume』、『Subsurface Circular』を制作したインディーゲームスタジオBithell Gamesが制作を担当し、Good Shepherd EntertainmentとLionsgate GAMESが協同で発売する。プラットフォームはPCとコンソール。PC版はWindowsとMacで発売される予定で、Epic Games Store専売となるようだ。

『John Wick Hex』は映画「ジョン・ウィック」シリーズを題材にしたストラテジーゲーム。プレイヤーは伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」としてミッションをクリアしていく。戦闘では敵に対して「殴る」、「撃つ」、「銃を投げつける」などの行動を選択することができる。これらの行動にはそれぞれコストが設定されており、銃の弾薬も有限でリロードの時間の確保も必要。ストーリーを進めることで新しい武器を解除できる。敵との距離などの状態によって命中率が変わるので、武器の特性に合わせて戦術も変える必要があるようだ。Good Shepherd Entertainmentは本作を、「テンポが速い、アクション指向のストラテジー」と説明しているため、戦術を練るだけでなく精密な操作が求められるのかもしれない。

『John Wick Hex』では「ジョン・ウィック」シリーズの世界観をもとにしたオリジナルのストーリーが展開するようだ。トレーラーは画面がコマ割りされており、アメコミ的な独特のグラフィックスも特徴的だ。また「ジョン・ウィック」に出演していたイアン・マクシェーン氏とランス・レディック氏が声優として参加する。しかし肝心の主人公「ジョン・ウィック」を演じていたキアヌ・リーブス氏が声優として参加するのかは明らかではない。

「ジョン・ウィック」シリーズはキアヌ・リーブス主演のアクション映画。主人公の「ジョン・ウィック」は引退した伝説の殺し屋だ。「ガン・フー」という、柔道を中心とした格闘技と近接戦に特化したシューティングスタイルを組み合わせたアクションが目玉の映画。「ジョン・ウィック」を演じるのはキアヌ・リーブス氏。殺し屋たちが集まる「コンチネンタル・ホテル」の支配人を演じるのはゲームにも登場するイアン・マクシェーン氏、ホテルのコンシェルジュはランス・レディック氏が演じている。シリーズ3作目の「ジョン・ウィック:パラベラム」は米国では5月17日、日本では10月公開だ。

『John Wick Hex』の情報は公式サイトやGood Shepherd EntertainmentのTwitterなどで確認することができる。Mike Bithell氏を中心とするBithell Gamesスタジオは独特のストーリーテリングや、アクションとパズル要素を組み合わせたゲームプレイで評価されている。『John Wick Hex』でも同スタジオのこれまでのノウハウを生かしたゲームを期待したい。

Kaisei Hanyu
Kaisei Hanyu

映画とゲームが大好き。オブリビオンからゲーム人生が始まりました。

記事本文: 372