スピーディーな基本プレイ無料アリーナFPS『Splitgate: Arena Warfare』5月22日Steamで配信へ。 宇宙を舞台にワープまで使う高速バトル
1047 GamesはSteam向けマルチプレイFPS『Splitgate: Arena Warfare』を5月22日にリリースすることを明かした。併せて、プレイの一部を見ることができる新たな映像が公開された。基本プレイ無料タイトルとしてSteamで配信される予定。
本作はパズルFPS『Portal』とSFシューティングゲーム『Halo』のマルチプレイのゲームシステムを組み合わせたような内容となっており、プレイヤーは宇宙に浮かぶアリーナを舞台にワープ可能なポータルを生成、駆使しつつ、最大10人でのオンラインプレイおよびAIとの戦いが楽しめる。本作は先月にもプレイ映像を公開しており、『Halo』チックな世界観やスピーディーな戦闘、ポータルを利用しての裏取りシーンなどを見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=KwacjEAZIRY
新たに公開された映像では宇宙に浮かぶアリーナ以外にも、密林に囲まれ、鳥居を模した
オブジェクトが配置されるアジアンテイストなマップ、ネオン煌めく隘路、渓谷に佇む
宮殿など、多種多様な舞台が用意されていることが見て取れる。また、レーザー銃や球体型の近接武器など、世界観に即した武器の存在も確認できる。
本作の特徴として、プレイヤーの動きが非常に速いことが挙げられる。ジャンプをした際の滑空時間も長く、マップを縦横無尽に飛び交うことが可能だ。また、試合開始時、全プレイヤーは同一装備で戦闘に挑むこととなり、一定時間ごとにマップに配置される強力な武器を拾うことで試合を有利に運ぶことができる。なお、本作の試合には、他のFPSにみられるようなクラスやパークといった概念はなく、いわゆる“オールドスクール”型のFPSとなる。故に、勝敗を左右する要素は己の腕と味方との連携のみによって成り立つ。これらの要素に、ポータルを利用したワープが加わり、スピーディーかつ戦略性の高い戦闘を楽しめるようになっている。
本作の開発を手掛ける1047 Gamesは、プレイ内容と競技性を強化するために、チャット機能やゲームキャプチャ機能などのAPIを提供する「Overwolf」と協力していくようだ。「Overwolf」開発ディレクターであるAsaf Livine氏は過去に、『Splitgate: Arena Warfare』は非常に競技性の高いゲームであり、これは統計分析やゲーム内通信、ストリーミングインターフェースなどのAPI作成を通して、プレイヤーの体験の質を向上させる絶好の機会だと述べている。
現在はSteamにて、本作の一部を体験できるベータデモ版が無料で配布されている。気に
なる方はリリースまでにそこで腕を磨いておくのも悪くないだろう。