タワーディフェンス&STG『エックスモーフ:ディフェンス』Nintendo Switch版国内発売。街を戦略的に破壊して地球侵略
パブリッシャーのテヨンジャパンは5月2日、『エックスモーフ:ディフェンス』をNintendo Switch向けに発売した。価格は2000円で、5月9日までは15パーセントオフの1700円で購入可能だ。また、DLC3本をセットにした「Complete Edition」も配信されており、こちらも同じくセール中。通常価格3000円のところ2550円となっている。
本作は、ポーランドのインディースタジオEXOR Studiosが開発した、タワーディフェンスゲームとシューティングゲームを組み合わせた作品だ。これまでにPCやPS4/Xbox One向けにリリースされ高い評価を得ている。
『エックスモーフ:ディフェンス』は、世界各都市で繰り広げられる人類と地球外生命体との戦いを描く。ただし、プレイヤーは地球を侵略する側だ。ステージには侵略の拠点であるハーベスターコアが設置されており、人類はその破壊を目指して地球軍による波状攻撃を仕掛けてくる。これに対しプレイヤーは、防衛塔を配置して迎撃したり、レーザーフェンスを張って地球軍ユニットの進路を塞ぐなどして対応しなければならない。ハーベスターコアを破壊されるとゲームオーバーだ。
またプレイヤーは、戦闘機で自ら戦場にも出る。戦闘機は、バランス型のPlasma Fighter、地上ユニットに強いDark Matter Bomber、空中戦が得意なShredder Fighter、強大なレーザーを装備するLaser Destroyerの4つの形態に変形可能。ステージクリア後にはそれぞれのタイプの兵装や、防衛塔をアップグレードできる。
本作では、ステージ内の高層ビルや街路樹などあらゆるオブジェクトが破壊可能で、EXOR Studiosが独自開発した物理エンジンによりリアルに表現される。ビルを攻撃して倒壊させたり、橋を落とせば敵ユニットにダメージを与えられ、同時に敵の進路を塞ぐこともできる。すると地球軍は別の進路を再設定するため、ハーベスターコアまでの道のりを遠回りさせることにもなるだろう。戦略的に環境を破壊するゲームプレイは本作の大きな特徴のひとつだ。そして、地球軍の波状攻撃の最後の切り札は、高層ビルの高さほどもある巨大メカのボス。ボスは守るべきはずの街を破壊してでも侵略を阻止してくる強敵である。
ステージには、日本やカナダ、ロシア、エジプト、南アフリカなど世界中の各都市が登場。またDLCでは、ヨーロッパの都市に焦点を当てたステージや、イースター島やアイスランドなどの島を舞台にするステージを収録し、新たなタイプの敵と戦う。また、サバイバルルールの新キャンペーンを収録するDLCも販売されている。弊誌では、本作のPC版のレビューを掲載しているので、興味のある方はこちらもチェックしてほしい。