Hopoo Gamesは4月26日、『Risk of Rain 2』のロードマップを公開した。同作は2020年春の正式リリースを目指しており、今回公開されたロードマップはその正式リリースまでの約1年間のスケジュールを明示したものとなっている。また現在英語のみとなっている対応言語については、今後のアップデートで日本語を含む計10か国語が公式ローカライズ言語として追加される予定だ。
正式リリースに向けては、今年6月・今夏・今秋・今冬・翌春の5段階に分けてサバイバーやステージといった新規コンテンツが追加されていく。特に今夏の「Skills 2.0」、今冬の「Artifact 2.0」でプレイ体験が変わってきそうだ。なお各コンテンツの詳細については、アップデートの配信時期が近付いた際に発表される。
新規コンテンツの追加予定:
6月:サバイバー、ステージ、ボス、アイテム/装備品など
今夏:Skills 2.0、サバイバー、ステージ、ボス、アイテム/装備品など
今秋:サバイバー、隠しステージ、ボス、アイテム/装備品など
今冬:Artifact 2.0、ステージ、ボス、アイテム/装備品など
翌春:サバイバー、ステージ、ボス、アイテム/装備品など
新規コンテンツの内容以外には、いくつかの特筆事項が記載されている。まず隠しステージのGilded Coastは現状プレイヤーの大半が報酬不十分と感じる内容となっていることが、改善点として挙げられている。また特筆すべき不具合としては、以下内容がリストアップされている:
特筆すべき不具合:
・初めてアイテムを拾った際に画面がカクつく
・ゲームのクラッシュや電源などが原因でアプリケーションが急に閉じられた際、セーブデータが破損する場合がある
・マルチプレイ/プライベートゲームにて「準備完了」がうまくいかない場合がある
・ゲームを終了~再起動した際にいくつかの設定がリセットされる
そのほか開発者が現在取り組んでいる不具合としては、ゲーム終盤でモンスターがスポーンしなくなる現象、一部のステージにおいてボスや雑魚敵が閉じたゲートの向こう側でスポーンしてしまう現象、Ping関連の問題、Gesture of the Drownedが本来の効果を超えて何度も発動してしまう現象、Wake of Vulturesの効果として想定よりも多くのシールドが付与されてしまう現象が挙げられている。
さらにコミュニティから寄せられたリクエストとしては、HUD上でのステージクリア数表示、ドローン/TC-280のAI改善、エンドリザルト画面でのEngineerタレットによる与ダメージ量表示、APR RoundsやMedkitといった一部白色アイテムの強化などが言及されている。
『Risk of Rain 2』は、売上本数300万本を達成したヒット作『Risk of Rain』の続編。前作は、時間経過とともに難易度が上昇していく中、ランダム生成される惑星を探索。アイテムを集めてキャラクターを強化しながら、テレポーターを使って次の惑星へと移り進んでいくという流れのCo-op対応2Dアクションゲームであった。続編となる『Risk of Rain 2』はゲームシステムやゲームプレイの根幹部分を残しつつ、3Dアクションという新しいアプローチで開発されている。
3月29日にSteamでの早期アクセス販売が開始されてから一週間経過時点で累計プレイヤー数が約65万人にまで伸びたと報告されており、好調なスタートを切っていることがうかがえた。4月のアップデートでは多数のバグ修正やバランス調整が適用されており、正式リリースに向けて順調に開発が進められている。
『Risk of Rain 2』はSteamにて早期アクセス販売中。販売価格は2376円となっている。