オフィスホラー『Yuppie Psycho(ユッピーサイコ)』日本語に対応してSteamで配信開始。PS4/Switch版はのち

パブリッシャーAnother Indieは、『Yuppie Psycho(ユッピーサイコ)』をSteamにて配信開始した。『Yuppie Psycho』は、サラリーマン風の主人公でオフィスを探索するホラーアドベンチャーだ。

パブリッシャーAnother Indieは、『Yuppie Psycho(ユッピーサイコ)』をSteamにて配信開始した。価格は1730円で、5月3日までは10%オフの1557円で購入できる。本作は日本語に対応しているほか、TOKYOSANDBOX 2019で展示されていたように、のちにはNintendo Switch版の国内発売を控えている。なお、TOKYOSANDBOX 2019の展示ではPS4の機種のロゴも確認されていた。

『Yuppie Psycho』は、Baroque Decayが手がける、ディストピアな90年代を舞台にしたホラーアドベンチャーゲーム。主人公となるのは、日本のサラリーマンという身なりをした青年Brian Pasternak。未来への希望もなく暮らしていた青年だ。ある日、そんな“何も持たない”男のもとに世界有数の会社であるSintracorpの本社から、招待状とともに就職のオファーが届くところから物語は始まる。

Brianが希望を抱きながら会社に着くと「ちょっとしたデータを入力し、コーヒーを飲んでくれればいい」と言われ、会社の奥へと誘導される。しかし、着いた先はゴミだらけの暗いオフィス。そして外にできることはできない。Brianに課せられた本当の仕事は、“魔女狩り”だった。 Sintracorpは、実はこの魔女の力によって飛躍的な成長を遂げたようだ。しかしここにきて、その魔女が排除されようとしている。Brianはおぞましい化け物たちから逃げ延びながら、Sintracorpに隠された闇を探っていく。

本作は、見下ろし型のアクション度ベンチャーゲームとなっており、巨大なSintracorpのビルを探索する。エレベーターなどを用いて階層を移動することもあるだろう。オフィスにはクリーチャーもうろついているが、逃げることが基本となるだろう。明かりをうまく使いながら周囲を照らしつつ、敵からはうまく身を隠すのだ。ゲームを進行させていくと幾度も重大な決断を迫られ、下した決断によって大きく結末が変化していく。

オフィスを舞台にしたサラリーマン風主人公ホラーというユニークなテーマを採用する『Yuppie Psycho』は、すでにGameRevolutionNiche Gamerなど海外メディアで、一定の評価を獲得している。2Dながら、居心地の悪さを感じさせるホラー要素が中心に評価されているようだ。ストーリーテリングにも力が入れられているようなので、気になっていた方は購入を検討してみるといいだろう。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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