アトラスは4月24日、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』を10月31日に発売すると発表し、ゲームの詳細情報を公開した。同作は2016年9月に発売された『ペルソナ5』に追加要素を搭載して発売する作品。対応プラットフォームはPlayStation 4となる。価格は税別8800円。限定版が税別1万3800円となる。
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は、多数の新規要素を追加して新生される作品。語られなかった深層が今明かされる。本編では、語られなかった3学期。さらに充実する学生生活。深層へと迫るキーとなる、新たなキャラクター。放課後の怪盗ライフでは新たな敵やギミック、謎のオタカラなど攻略すべきパレスにも異変があるという。同作では「本当のペルソナ5」が描かれるようだ。
新キャラの目玉となるのは、赤いポニーテールをした美少女キャラクター。名前は芳澤かすみ(CV 雨宮天)。中学時代から新体操選手として優秀な成績を収めており、秀尽学園からも期待されている。同じ年の春に転入してきた関係か、主人公をいたく慕っているようにも見える。ボンテージ姿の服装が用意されることを見るに、パレス内でも登場するようだ。ただ、前回のティザートレイラーでは、怪盗団のやり方に異議を唱えていたこともあり、対立をすることもあるだろう。
もうひとりの目玉新キャラは新コープ「顧問官」の丸喜拓人(CV 日野聡)。秀尽学園で4月に起こった、とある教師の事件をきっかけに生徒への配慮の一環で赴任してきた非常勤のスクールカウンセラーだという。怪盗団の協力者という立ち位置をとっており、こちらも重要キャラになりそうだ。そのほか、新たに登場する3学期にも新キャラ登場するという。
学生ライフもさらに充実。とある時期に自由行動が終わり、そこからいくつかのイベントを除いて春先まで飛ばされるのが『ペルソナ5』の特徴であったが、スキップされていた3学期が描かれる。女性陣の晴れ着姿がまぶしい「初詣」など新たに追加されたイベントも多数あるという。既存のキャラ・新キャラともに活躍の場が増えるだろう。
新マップとしては吉祥寺が追加され、散策可能。カロリーヌやジュスティーヌとでかけたり、ダーツライブが登場したり水族館がデートスポットに追加されるなど、遊びは深化。さらに思い出を写真にするといった要素も。怪盗パートにも変化あり。独房で閉じ込められるシチュエーションも。新たな凶魔が登場するほか、なにやら手持ちのペルソナに関するイベントのようだ。なお、パレスだけでなく、メメントスにも追加要素はあるという。
また快適さを向上する要素として、日常アシストコマンドを実装。コープ相手をいちいち訪れずとも、快適に目的の行動をできるようになりそうだ。またPlayStation 4 Proにも対応するといい、高精細かつ高画質に『ペルソナ5』の世界を堪能可能。新曲も多数追加されるということで、まさにロイヤルな内容となっているだろう。