UbisoftのWii U向けダウンロードゲーム全タイトルが4月24日に配信終了へ。『ウォッチドッグス』や『ゾンビU』など
Ubisoftは4月19日、同社が取り扱うWii U向けタイトルのうち、国内ニンテンドーeショップにて販売中のダウンロード版の一部タイトルを、4月24日に配信終了すると発表した。
【お知らせ】2019年4月24日より、ニンテンドーeショップにてWii Uダウンロード版の弊社ソフトの一部が配信終了いたします。対象ソフトのリストはこちら→https://t.co/qId2Au1IjN
— Ubisoft Support Japan (@UBIJTECH) April 19, 2019
・ウォッチドッグス
・アサシン クリード4 ブラック フラッグ
・スプリンターセル ブラックリスト
・ラビッツランド
・ZombiU(ゾンビU)
・アサシン クリードⅢ
・スポーツコネクション
・チャイルド オブ ライト
・クラウドベリー キングダム
今回配信終了となるのは、上記の9タイトルだ。Ubisoftを代表するビッグタイトルから、同社が販売元を務めたインディーゲームまで幅広い作品が含まれる。なお、同社公式サイトにWii U向けとして掲載されている取り扱いゲームは全10タイトルあり、そのうちの9タイトルは上にリストアップしたものだ。残る1タイトルである『スナイパー エリートV2』は、2015年7月に既に配信終了しているため、同社は“一部タイトル”を配信終了すると発表したが、事実上Wii U向けの全タイトルを配信終了する形になる。パッケージ版については、店舗により状況は異なるようだが、まだ在庫のあるタイトルもある模様である。
ダウンロード版ゲームの販売終了というと、いわゆる版権モノの契約更新に絡む話題が多く見られ、実際Wii Uにおいてもそうした販売終了例が数多く存在する。ただ、今回Ubisoftが発表したタイトルは版権モノではなく自社IPが中心で、また異なる事情があるようだ。Wii Uは2017年1月に生産終了しており、「Miiverse」「Wii U Chat」「Nintendo TVii」といった公式のネットワークサービスも終了している。任天堂としても、またサードパーティとしても軸足は既にNintendo Switchへと移しているなかで、前世代のプラットフォームにタイトルを置き続けることは、Ubisoftにとって何らかの負担があったのかもしれない。なお、これらのタイトルの販売終了は海外向けには発表されておらず、現時点では日本だけのようだ。
ちなみに、Ubisoftが手がけたWii U向けタイトルというと、ほかに『Just Dance Wii U』や『レイマン レジェンド』も存在するが、こちらは日本では任天堂が販売元となっている。『Just Dance Wii U』はダウンロード販売はされておらず、一方の『レイマン レジェンド』はダウンロード版の販売が継続しており、特に配信終了のアナウンスはされていない。
今回発表された配信終了タイトルの中に興味のあるタイトルがあるWii Uユーザーの方は、4月24日までに入手しておこう。配信終了後の再ダウンロードについては、おそらく可能だと思われるが、発表の中では特に言及されていないため、削除してしまう前にメーカーに確認した方が良さそうだ。