『ディビジョン2』ハード以上の難易度を下げるパッチ配信開始。敵NPCが軟化し、ヒロイック難易度もやや攻略しやすくなる
『ディビジョン2』のサーバーメンテナンスが4月18日に実施された。以前より告知されていた、敵NPCの軟化や、高難度ミッションの難易度低下、高難度時に敵が想定よりもアグレッシブに突撃してくる不具合の修正などが適用されている。具体的なパッチノートは以下のとおり:
・密告者(スニッチ)からヒロイック懸賞金を何度でも受領できていた不具合を修正
・持続ダメージ中に蘇生されたプレイヤーがその場でスタックしてしまう不具合を修正
・そのほかの理由により蘇生後スタックしてしまう不具合を修正
・難易度ハード以上にて、NPCの体力と与ダメージを低減
・高難易度時に、より種類豊富なNPCが出現するように調整
・難易度ハードの難しさが大幅に低下。難易度チャレンジの難しさは適度に、難易度ヒロイックの難しさはわずかに低下
・ヒロイック難易度/警戒レベル4にて、エリート兵が想定よりもアグレッシブに攻めてくる不具合を修正
・ネームドボスの与ダメージを低減
本作の敵NPCは、プレイヤーの装備スコアや残体力・アーマーなど、さまざまな変数にもとに、取るべき行動を判断している。だがヒロイック難易度においてはこれまで、一部の変数を正しく考慮せずに敵NPCが自身の優位性を判断していたため、本来よりもアグレッシブに攻め込んでくるという不具合が確認されていた。ゆえにエリート兵たちが次々と近距離まで突撃してくるという悪夢のようなケースが発生していた。今回の不具合修正および難易度調整により、これまでヒロイック難易度に苦戦していた方も、攻略しやすくなるのではないだろうか。
なお『ディビジョン2』のレイドミッションは、当初予定されていた4月25日から5月中まで実装が延期となった。その間に公開テストサーバーにてバランス調整なバグ修正の確認が行われる。テスト対象となるダークゾーンおよび装備標準化の仕様変更、エキゾチック武器の強化、タレント全般のバランス調整予定内容などはこちら。
ダークゾーンから装備スコア515の装備品がドロップするようになるとの告知については、PvEプレイヤーから不満の声があがった。そうした反応を受けて開発陣は、それよりも高い最高装備スコアはダークゾーンではなくPvEのレイドミッションにて獲得可能であると改めて補足している。とはいえ、ダークゾーンやレイドという一部のコンテンツを通じてのみ高スコアの装備品を得られるという計画には依然として懐疑的な声が多い。テストサーバーでの検証およびプレイヤーからのフィードバックを踏まえ、最終的にどのような形で本実装に至るのか、気になるところである。