時間を操る一撃必殺の斬撃ACT『Katana ZERO』Nintendo Switch/Steamにて発売。裏社会での血にまみれた任務で謎めいた物語が展開

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Devolver Digitalは4月18日、『Katana ZERO』をNintendo Switch/Steamにて発売した。価格はNintendo Switch 版が1580円で、Steam版が1520円。本作は、インディースタジオのAskiisoftが開発した、ネオ・ノアールスタイルの2Dアクションゲームだ。なお、ゲーム内は架け橋ゲームズにより日本語ローカライズされている。

『Katana ZERO』の主人公は、カタナを腰に下げたサムライのような姿をした男。裏社会では「ドラゴン」と呼ばれ恐れられているが、何者なのかは謎が多く、彼自身も過去について覚えていないことが多いようだ。彼は雇われの身であり、請け負った任務をこなす日々を過ごしている。そして、その任務は犯罪やドラッグの匂いのするものばかりだ。犯罪組織に捕らわれた人物の救出を目指したり、ドラッグの取引に関与している人物の殺害を命じられたりと、いずれも危険な任務ばかり。ドラゴンは単身現場に乗り込む。

本作はサイドビューの2Dアクションで、ステージクリア制となっている。ステージ内には多数の敵が巡回しており、また危険なトラップが存在する場合も。ドラゴンの武器は、もちろんカタナだ。これで敵を斬りつければ一撃で葬ることができる。逆にドラゴンも、敵の一撃でやられてしまう緊張感のなか戦わなければならない。敵は、拳で殴ってくるのもやナイフを持っているもの、あるいは銃を持つものなどさまざまおり、たとえばナイフを持つ敵は一度だけ防御する場合がある。一方のドラゴンは防御できないため、敵やトラップの銃弾は大きな脅威となるだろう。本作は何度も死にながら攻略法を見出すタイプの作品で、やられてしまった場合はチェックポイントからすぐにリスタートできる。

ステージはいくつもの部屋や複数階で構成されていることが多く、扉を破って急襲したり、階段の下からジャンプしながら斬りつけたりと、先制することで優位に立てる。それでも、数多くの敵がいるため一撃死の脅威のなか立ち回ることが求められるだろう。無敵時間のあるダッシュにて、敵の背後に回り込むのは有効だ。また、ドラゴンには時間をコントロールする異能があり、一定時間だけ時間の流れをスローにすることができる。これを使えば、敵の銃弾をはじき返すこともわけない。スローはゲージを消費する形で、ゲージは時間経過とともに回復する形。こうしたダッシュやスローは、特定のトラップを突破する際にも必要になる。

また、ステージ内には花瓶や包丁などのアイテムが置かれている場合があり、これを拾えば投げつけて攻撃可能。敵の行動は毎プレイ一定とは限らないが、安全な場所から敵の配置を確認し、どういう順番で斬ったり飛び道具を使ったりということを計画立てることでステージクリアに近づけるはず。ステージによっては、配管を斬って蒸気を出して煙幕にできる場所や、群衆に紛れたり部屋に隠れたりして敵の目を盗みながら進む、ステルスプレイを求められる場面も用意されている。

任務を達成すると、ドラゴンは自らの家に帰って休息を取り、そしてカウンセラーらしき男のもとを訪問。いくつか会話を重ねたあと何らかの薬の注射を受け、次の任務を受け取る。本作のステージには制限時間があり、この薬の効果時間を表しているようだ。その効果は、ドラゴンの持つ異能にも関連する。また、ドラゴンは家で眠るたびに奇妙な悪夢にうなされるなど精神が不安定で、カウンセラーは彼についてさまざま聞き出そうとする。

このステージ外の場面や、任務にてターゲットに相対した際には、ストーリーに関連するイベントがさまざま用意されており、プレイヤーは選択肢から選んで会話を進めることに。その選択によって、のちのイベントに変化が見られたり、ドラゴン自身が置かれた状況にまつわる情報を引き出せることもあるだろう。

『Katana ZERO』のゲームプレイは、一撃必殺の緊張感とスピード感溢れるスタイリッシュな斬撃アクションがメインではあるが、豊富な会話の選択肢を使った展開や、ドラマチックで練り込まれた演出によって描かれる、謎めいた物語も大きな魅力となっている。

ちなみに、販売元のDevolver Digitalによると、本作は同社がこれまで販売してきたNintendo Switchタイトルの中で、もっとも多くの予約数を記録したという。同社はセンスの良い作品を数多く送り出してきたことで知られるが、『Katana ZERO』の注目度は一際高いようだ。

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