クリックで死闘する多忙なアクション『One Finger Death Punch 2』Steamにて発売。日本語対応

カナダのインディースタジオSilver Dollar Gamesは4月15日、『One Finger Death Punch 2』をSteamにて発売した。前作は、Steamでのユーザーレビューにて「圧倒的に好評」を得るヒット作となっている。

カナダのインディースタジオSilver Dollar Gamesは4月15日、『One Finger Death Punch 2』をSteamにて発売した。価格は820円で、4月23日までは25パーセントオフの615円で購入可能。なお、ストア表記では英語のみの対応となっているが、日本語表示にも対応している。本作は、2Dカンフーアクションゲーム『One Finger Death Punch』の続編だ。前作は、Steamでのユーザーレビューにて「圧倒的に好評」を得るヒット作となっている。

『One Finger Death Punch 2』は、左右のマウスクリックだけでプレイできるシンプルなアクションゲームだ。登場するキャラクターも、いわゆる棒人間というシンプルさ。プレイヤーキャラクターは常に画面中央におり、ステージの左右からは敵が襲ってくる。そして、床には間合いとなるゲージが表示されており、たとえば右側から来た敵がゲージ内に入った際に右クリックを押せば、その敵を倒せるという仕組みである。ゲージに敵が入る前にクリックしたり、敵の攻撃にクリックが間に合わなかった場合はミスとなり、体力がひとつ失われ、10回ミスするとゲームオーバーだ。ステージには400種類以上を収録し、エンドレスにプレイできるサバイバルモードも用意されている。

至ってシンプルなルールであるが、敵はプレイヤーの反射神経を試すかのように次々に襲ってくるためゲームプレイはかなり忙しい。また、敵にはいくつかの種類がおり、たとえば2回攻撃しないと倒せないものや、その中でも1回攻撃すると反対側に回り込んでくるもの、あるいは武器を投げてくるものや、特定の左右のクリックのコンビネーションを短い時間内に入力して初めて倒せる敵などがいる。こうした敵の種類や、間合いに入ってくる順番を瞬時に見極め、的確に左右のクリックを入力することが求められる。

敵への攻撃はワンクリックだが、そのアクションには1000種類ものアニメーションが用意されており、状況に応じてゲーム側で自動で選択される。棒人間ながら華麗かつ流れるようなカンフーアクションを繰り出すため、見てて楽しく爽快感も生んでいる。また、ゲームを進める中では計26種類のスキルをアンロック可能。たとえば、目から貫通レーザーを放って片方のサイドの敵を一掃したり、すべての敵を1ヒットで倒せるチェーンソーなどがある。なお前作では、ゲーム中に利用できるスキルは5種類までに制限されていたが、本作ではその制限はなくなった。

Steamでは本作の体験版も配信されているため、興味のある方はまずこちらをプレイしてみると良いだろう。本作はコンソール向けの移植も計画されており、Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに2019年冬発売予定とのことだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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