子ライオンADV『The Long Return』発表、8月にSteamで配信へ。母親の足跡を辿るライオンの不思議な冒険描く

個人開発者Max Nielsen氏は4月11日、『The Long Return』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、8月の配信を予定しているという。『The Long Return』は同氏がUnityを用いて個人開発しているほか、BGM制作は『Wizard of Legend』などで美しい音楽を提供してきたDale North氏が担当する。

『The Long Return』は、三人称視点で描かれる3Dアドベンチャーゲームだ。主人公となるのは、子供のライオン(原文では幼獣を指すcubとされているが、シルエットなどからライオンであると考えられる)。この小さなライオンは、両親とはぐれてしまいひとりぼっちになってしまった。残されたのは、最後の旅に出た時に残された、かすかな母親の足跡。母を見つけるため、この足跡をたどる不思議な冒険に出かけるのだ。

本作は、パズル要素の強いアドベンチャーゲームとなっている。具体的には『RiME』や『The Witness』から影響を受けているそうだ。フィールドには、多種多様な直感的パズルが存在する。これらはすべて「言語」を必要としないものであるという。そうした謎解きを進める中で母親との記憶を思い出していくほか、クリスタルを集めることでこのライオンは成長していく。

探索するフィールドとしては川辺や雪山、氷地帯、森林などがトレイラーで確認できる。世界には、主人公だけでなく鳥やキツネなど数々の動物が生息しており、それらを眺めるのもいいだろう。このように、ファンタジー色の強い雰囲気が特徴的な本作。ストレスのたまるような要素はなく、落ち着いてパズルを解きながら遊ぶゲームプレイを想定しているそうだ。プレイ時間も2~4時間と短めになるとのこと。

開発を手がけるMax Nielsen氏は、実はゲーム畑の人間ではない。スウェーデンに住まう氏は、普段はテック系の企業でITコンサルタントとして働いている。根っからのゲーマーである氏は、空き時間はすべてゲームにささげてきた。そしてゲーム好きが高じて、ゲームづくりをスタート。2年をかけて夜や週末の時間を使い、独学で本作を作り続けてきた。そしてついに発売を視野に入れる段階にまで辿り着いたという流れだ。

子供もしくは親が、それぞれの肉親を探すという動物アドベンチャーゲームは、『Shelter』シリーズや『The First Tree』などが発売されるように、近年人気が高まっている。本作はそうした親子の物語を描きつつも、パズル要素に焦点を当てている。Dale North氏の美しい旋律を背景に、明るく落ち着きながらプレイすることができそうだ。

『The Long Return』はSteamにて8月に配信予定。現時点では日本語には対応していないが、テキストがあまり出てこないアドベンチャーゲームとして作られているということで、日本語への対応がなくとも、快適に遊べるかもしれない。

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