牧場サンドボックス『Staxel』正式リリース。大量のコンテンツが追加されたほか、1日の時間が長くなる
インディースタジオPlukitは4月12日、早期アクセス配信していた『Staxel』を正式リリースした。価格は1980円のまま据え置かれており、4月19日までは25%オフの1485円で購入できる。5年以上の開発を経ての正式リリースとなる。正式リリースにあたっては、さまざま要素が追加および導入され、既存要素についても見直されている。
まず、クエストをスムーズに進める新たなマジカルクラフトや新NPCの導入。マルチプレイで他プレイヤーに手紙を送れる郵便システムや新たな探索エリア、そしてアーケードミニゲームが登場。犬と猫ライクなペットも追加されるほか、絵画などが飾れる博物館が実装。お祭りイベントの追加および充実、既存のツールの若干弱体化および新ティアーおよびツール導入。じょうろの若干の弱体化および新ティアー導入、そして畑の水やりを自動化する上位スプリンクラーの追加。レシピブックや釣りミニゲームのオーバーホールや自撮りの導入。レアアイテムを販売するVIP商人の導入、ゲームプレイを促進するバフ効果の追加などがあげられる。
また今回正式リリースにあたっては、短いとの不満の声も多かった「1日の時間」が長くなった。具体的な時間は告知されていないものの、これまででもっと長く設定されたようで、さらに1シーズンがこれまでの16日から30日へと増加。ひとつのシーズンをより楽しめるようなった。そのほか、バグ修正などがあげられている。
『Staxel』は2018年の1月からSteamにて早期アクセス配信されていたサンドボックス型のシミュレーションゲームだ。日本語にも対応している。プレイヤーは新たに村にやってきた新参者。譲り受けた牧場を経営し、作物を育てて収穫し生計を立てていく。ボクセルアートで描かれるような見た目は『マインクラフト』を思わせるが、ゲームシステムは『牧場物語』に近い。マルチプレイに対応しており、他プレイヤーと共に農耕や冒険が楽しめる。
土地を耕して種を撒き、水をやることで作物を成長させていく。さまざまな動物が登場し、特定の動物を育てれば酪農することが可能だ。村には酒場やスーパーなどさまざまな施設が設置されており、個性豊かな人々と交流を重ねるのもいいだろう。設計図と材料を集めて建材屋に行き作業をおこなうことで建物を建築することもできる。虫取りや魚釣りで金策することも可能であり、自由な生活を暮らしていく。
なおPlukitは昨年9月に実施された東京ゲームショウにて『Staxel』を展示。その中で同作をNintendo Switch向けにリリースする予定があるとも明かしていた(関連記事)。正式リリースという区切りを迎え、コンソールへの移植作業もスピードアップすることだろう。Nintendo Switch版の続報についても期待したい。