『ディビジョン2』理容所での性別変更や装備品フィルター機能の充実化、スキルMODの利便性強化などが計画中

 

ディビジョン2』の公式フォーラムにて、ゲームの今後の予定や課題をリストアップするコミュニティアップデートが公開された。まずはシグネチャーウェポン弾薬のドロップ率が著しく低下していた不具合を、4月11日のサーバーメンテナンスで修正したと報告。続いて、次のアップデートとなるパッチ2.1では、クラフトベンチをワールドクラス5にアップグレードできない不具合、リバイバーハイヴが作動しない不具合、トゥルーパトリオットのセットボーナスが発動しない不具合が修正されると伝えている。

また現在コミュニティ内で話題となっているトピックについても、それぞれ現在の状況を伝えている。まず開発陣が認識している大きな不具合としては、ヘンリー・ヘイズに出会えない現象、倒した敵がTポーズを取る現象。そして職場コミュニティのサイドミッションの進行不可バグを挙げ、これらについて取り組み中であると語っている。最後の進行不可バグについては、4月25日のアップデートで修正される予定とのことだ。

 

・装備スコア500への統一
不具合以外でプレイヤーから批判されている項目として、ワールドクラス5の最高スコア到達後も装備スコア500未満の装備品がドロップする/クラフトされることに言及されている。これは開発陣が意図した仕様ではあるものの、プレイヤーからの評判は悪く、将来的な仕様変更を検討中。プレイヤーが求めているのは、装備スコア500到達後は常に装備スコア500の装備品がドロップすることだと、しっかりと認識しているという。

・セット装備やエキゾチックの調整は様子見
またセットギアのセットボーナスがそれほど魅力的でない点については、もう少しプレイヤーに試行錯誤する時間を与え、効果的なビルドが誕生するかどうか見守るとのこと。その上でセットギアの利用者が少なければ、バランス調整が図られる。同様にエキゾチック武器についても、どの武器が弱いと感じるのか、なぜ弱いと感じるのか、そして弱いと感じる特定のシチュエーションがあるのか、より具体的かつ多くのフィードバックが寄せられることを求めている。

・タレントはバフ/ナーフを計画中
タレントについては、いくつか強すぎるもしくは弱すぎるものを特定済みで、今後のアップデートにて強化/弱体化を適用していくとのこと。バランス調整の目標は、タレントの利用によりキル時間が長くなってしまうようなケースを防ぐことだという。合わせてゲームの難易度についても調査が進められており、敵AIが想定よりもアグレッシブに攻撃を仕掛けてくる不具合以外にも、アーマーや生存力の向上、カバー間移動中の防御力強化が計画されている。ハード、チャレンジ、ヒロイック難易度の敵を倒すのに要する時間が長すぎるとのコミュニティの指摘にも同意しており、来週導入されるテストサーバーにてさっそく検証を進めるとのことだ。

・フィルター機能や性別変更
プレイヤーの悩みの種になりがちなインベントリー管理については、フィルター機能の充実化や、保管庫にあるアイテムの再調整を可能にすることなどが検討されている。そのほかゲームバランスに関わらないところでの予定でいうと、設計図を将来的にアカウント共用にすること、リセットタイマーの統一化、理容所でのカスタマイズ性強化(性別変更、坊主頭の追加、赤髪の追加)などが挙げられている。

※インベントリー管理の公式ガイド動画

・スキルビルドとタンクビルドの今後
最後に、スキルビルド、タンクビルドが抱えている問題点についても言及している。まずスキルMODを利用するには、ほぼスキル全振りのビルドを使うしかないのだが、その割には強いビルドが出来上がらないとの指摘がコミュニティから挙がっている。その点については、まずは青色レアリティのスキルMODをクラフトできるようにし、低スキルパワーのビルドでもスキルMODを使えるようにする予定だという。またMOD全般の効果を上昇させることも、次回アップデートにて考えているとのこと。

タンク系ビルドについては、現状の装備品のHP・アーマーボーナスでは生存力を十分に高められないと指摘されており、開発陣も同意している。この点については、先述したタレントのバランス調整、防御力系のボーナス効果の上方修正、高難度ミッションでの敵の攻撃力やキル時間の調整などから改善が図られるとのことだ。