『ハースストーン』新拡張「爆誕!悪党同盟」リリース。期間限定のレジェンドクエストやプレゼントキャンペーンも

 

Blizzard Entertainmentのデジタルカードゲーム『ハースストーン』の新拡張パックである「爆誕!悪党同盟」(原題:Rise of Shadows)が4月9日にリリースされた。「双呪文」「悪の手先」「計略」といった新要素を含む135枚の新カードが追加されたほか、リリース記念としてカードパックが得られるレジェンドクエストの配信と、ノートPCやタブレットが当たるプレゼントキャンペーンが開催されている。また、日本時間7月9日までにログインしたプレイヤーには中立レジェンドカードである大魔術師ヴァルゴスが無料で配布される。

5日分となるレジェンドクエストの内容は以下のとおりである。

1日目:プレイモードでカードを25枚使用する
報酬:「爆誕!悪党同盟」「妖の森ウィッチウッド」カードパック各1個
2日目:プレイモードで5回対戦する
報酬:「爆誕!悪党同盟」「博士のメカメカ大作戦」カードパック各1個
3日目:モードを問わず、カードを合計20枚引く
報酬:「爆誕!悪党同盟」「天下一ヴドゥ祭」カードパック各1個
4日目:プレイモードで1勝する
報酬:「爆誕!悪党同盟」「妖の森ウィッチウッド」カードパック各1個
5日目:カードを100枚使用する
報酬:「爆誕!悪党同盟」「博士のメカメカ大作戦」「妖の森ウィッチウッド」「天下一ヴドゥ祭」カードパック各1個

ヒーロー等の指定もなく、普通にプレイしていれば達成されるものでありながらカードパックが合計12個入手できるので忘れずにやっておきたい。また、4月15日までの期間限定で「爆誕!悪党同盟」のカードパック9個とアリーナチケット1枚の「悪の手先バンドル」が1200円で販売されている。こちらはBlizzard Shopもしくはゲーム内のストアで購入可能だ。

以上のリリースキャンペーンは全世界共通のものであるが、日本限定で2種類のプレゼントキャンペーンも開催されている。ひとつは応募してから4月27日までの期間に10日以上ログインかつ10試合以上対戦を行うとノートPCもしくはタブレットが抽選で当たるというもの。もうひとつは、『ハースストーン』の人気ストリーマーであるyucco氏もしくは蒼汁氏をTwitchでフォローし、「新アカウントでレジェンドを目指す」という内容の配信中に応援コメントを残すとストリーマーの二人が選んだコメントをくれたユーザーにプレゼントが贈られるというもの。こちらではニンテンドースイッチやワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンが景品となっている。これらのプレゼントキャンペーンはこちらから応募と詳細の確認ができる。

『ハースストーン』の世界観は同じくBlizzard Entertainmentのタイトルである『Warcraft』シリーズをベースとしており、「悪党」がテーマである今回の新拡張は、ドクターブームやハガサといった『World of Warcraft』『ハースストーン』に登場するお馴染みの悪役たちが手を組んで魔法の浮遊都市ダラランにて悪巧みをするというストーリー。正義と悪の2つのコンセプトのカード群が存在し、『ハースストーン』内でのヒーローではプリースト、ローグ、シャーマン、ウォーロック、ウォリアーに「悪党同盟」カード、ドルイド、メイジ、パラディン、ハンターには「ダラランの守護者」カードが割り当てられている。

また、今回の新拡張のリリースとともに『ハースストーン』の「年度」がワタリガラス年からドラゴン年へと切り替わる。これによって、マンモス年にリリースされた3つの拡張である「大魔境ウンゴロ」「凍てつく玉座の騎士団」「コボルトと秘宝の迷宮」はローテーションによってスタンダードでは使用不可能となる。これらの拡張には長期間に渡って環境に君臨していたデスナイト・ヒーローやクエスト、レジェンダリー武器などが含まれていたのに加え、「偶数デッキ」「奇数デッキ」という強力なアーキタイプを生み出していた「月を食らうものバク」「ゲン・グレイメイン」もドラゴン年をもって殿堂入りするため、今回の拡張による新カード追加と合わせてスタンダードの環境が激変することは間違いない。

ローテーションが行われた直後は、スタンダードのカードプールが拡張パック4つとクラシックセットのみで構成されており、『ハースストーン』においてもっとも「覚えなければいけないカードの量」が少ない時期である。このため、年度の始めはゲームを新しく始めようとするプレイヤーにとって比較的敷居が低いタイミングであると言えるだろう。今回の拡張パックのリリースを機に、『ハースストーン』の世界に飛び込んでみてはいかがだろうか。