新作アクション『Far Blade』で描かれる「3Dピクセルアート」がきれい。5日よりItch ioで早期アクセス配信中

個人インディースタジオB-Cubed Labsは4月5日、『Far Blade』をItch.ioにて早期アクセス配信開始した。『Far Blade』の特徴は、「3Dピクセルアート」と称される独特のグラフィック。

個人インディースタジオB-Cubed Labsは4月5日、『Far Blade』をItch.ioにて早期アクセス配信開始した。対応プラットフォームは、Windows/Mac/Linux。価格4.99ドル以上となる。

『Far Blade』は、3Dアクションゲームだ。ボスバトルを中心としゲームが展開される。謎多き手作り(非自動生成)の世界を探索し、強大なボスと対峙し戦う。ローリングで回避したりブロックで弾いたりしつつ、剣でダメージを与えるのだ。

『Far Blade』の特徴は、「3Dピクセルアート」と称される独特のグラフィック。ピクセルアートと3Dモデリングを融合させつつ、見下ろし視点でゲームプレイが展開される。一見すると2Dのピクセルアートのように見えるが、カメラは回転することができ、立体的なビジュアルとなっている。こうしたアートを採用する作品は近年生まれつつあるが、その中でも特に洗練された「3Dピクセルアート」に仕上がっているだろう。

B-Cubed Labsは個人のインディースタジオということで、プログラムもアートもひとりでおこなわれており、音楽はフリー素材のものを使用しているそうだ。Unityで開発を進めているという。現在はゲームのメカニクスを完成させた段階。実際にプレイしてみたが、3Dピクセルアートで描かれる極上の雰囲気は十分に味わえるものの、遊べるコンテンツはほとんどない。

最終的には、7つのボスが実装予定であるそうだ。早期アクセス配信を通じてフィードバックを得つつ、収益を得ることで新たなチームメンバーの雇用やコンポーザーの登用をしたいと語っている。

なお、スタジオの前作『SECLUSION』はSteamで配信されていることから、完成が近づけば同プラットフォームでリリースされることが予想されるだろう。また余裕ができれば、Nintendo Switchにも移植できればいいともTwitterでコメントしている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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