『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『スーパーマリオオデッセイ』がVRに対応へ。無料アップデートにて

任天堂は4月5日、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『スーパーマリオオデッセイ』の無料アップデートを実施し、両作を「VRゴーグルToy-Con」に対応させると発表した。

任天堂は4月5日、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『スーパーマリオオデッセイ』において無料アップデートを実施し、両作を「VRゴーグルToy-Con」に対応させると発表した。アップデート実施日は、『Nintendo Labo VR KIT』の発売2週間後となる4月26日。

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』においては、一部対応していないシーンもあるものの、ゲーム全編をVRであそぶことができるという。冒険の途中でいつでもVRゴーグルに切りかえることができ、奥行きのあるハイラルの世界を楽しめるようだ。『スーパーマリオオデッセイ』では、ステージに隠された音符やコインを探す専用のあそびを追加。「帽子の国」「海の国」「料理の国」の3つのステージでこれらのあそびが楽しめるそうだ。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』においては、既存コンテンツをVRに適応。『スーパーマリオオデッセイ』においては、専用の新コンテンツを追加するという形になる。

遊び方については、『Nintendo Labo VR KIT』は着脱式を採用していないということで、VRゴーグルをつけたNintendo Switchを目元にあて、顔の前にNintendo Switchを掲げる形でゲームをプレイすることになりそうだ。公式ホームページのマリオのイメージ画像は、そうしたプレイスタイルの参考になるのではないか。

『Nintendo Labo VR KIT』は、それ単体でも幅広い新たな遊びを訴求するものであったが、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『スーパーマリオオデッセイ』というヒット作品のVR対応を加えることで、ゲーマーを含めた幅広い層にリーチさせる狙いだろう。任天堂はこれまでにも「バイクToy-Con」や「クルマToy-Con」を『マリオカート8 デラックス』に対応させるなど、Toy-Conを用いた既存コンテンツの拡張を続けてきており、今回のVR対応はある意味その集大成のひとつとなりそうだ。

『Nintendo Labo VR KIT』は、4月12日に税別7980円で発売予定。またソフトとVRゴーグル、そしてバズーカToy-Conを同梱する「ちょびっと版」は、同日税別3980円で発売予定。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『スーパーマリオオデッセイ』のVR版はこちらに同梱されるVRゴーグルがないと遊べないので、ご注意あれ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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