ステルスホラー『ホームスィートホーム』PS4向けに6月27日国内発売へ。恐れられた高評価アジア・ホラーついに日本上陸

ゲームパブリッシャーのマスティフは、『Home Sweet Home』をPlayStation 4向けに6月27日に国内発売すると発表した。PlayStation VRにも全編を通じて対応しているとのこと。『Home Sweet Home』はSteamで高評価を獲得した、ステルスホラーゲームだ。

ゲームパブリッシャーのマスティフは、『Home Sweet Home(ホームスィートホーム)』をPlayStation 4向けに6月27日に国内発売すると発表した。価格はパッケージ・ダウンロード版ともに税別4500円。PlayStation VRにも全編を通じて対応しているとのこと。同作は、日本のゲーム市場への参入第1弾タイトルになるという。CEROレーティングは「D」となっている。

※海外版トレイラー

『ホームスィートホーム』は、3Dホラーゲームだ。主人公となるティムは、妻が失踪して以来、酒におぼれる日々を過ごしていた。そんなティムはある日、見知らぬ暗く荒れ果てた場所で目を覚ます。ここはどこなのか。どうすれば脱出できるのか。家へ帰るため、出口を探していると、過去のある事件にまつわる新聞記事が見つかる。そしてそこにはカッターを持ち、ティムを襲ってくる怖しい異形の女性の姿があった。妻はどこへいってしまったのか。そしてこの異形の女性は誰なのか。ティムは迫りくる悪霊から逃れながら、真実を探していく。

本作は、一人称視点で展開されるステルスホラーゲームである。開発を手がけるのはタイのバンコクに拠点を構えるYGGDRAZIL。まず美しいビジュアルが目を引くが、タイ生まれのホラーゲームとあり、タイおよびアジア文化を取り入れた独特の世界観構築も見どころのひとつ。ゲームシステムとしては、迫りくる霊から逃げ惑うステルスホラーの形式を採用。どこに隠れるかもしくはやりすごすか。状況判断が鍵を握るのだ。逃げ惑う恐怖と独特の世界がもたらす恐怖が融合されている点が好評を呼び、ホラーゲームとして高い評価を獲得した(Steamレビューステータスは非常に好評)。

日本でのリリースにおいては、日本の人気声優たちによる日本語吹き替えを導入し、完全日本語対応したとのこと。『ホームスィートホーム』はすでに次なるエピソード開発を進めているということで、2017年9月に発売された前作を、吹き替え有りの完全な日本語で遊ぶ絶好のチャンス。ゲーム実況などで同作を知り興味をもった方は、購入を検討してみるといいだろう。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

記事本文: 5193