『ディビジョン2』4月5日アップデートでは、スナイパータレットが強化。武器Modのマイナス効果削除やスキルModの刷新なども
Ubisoftは4月3日に配信された『ディビジョン2』の開発者Twitchストリーム「State of the Game」にて、4月5日配信予定の無料アップデート「Invasion – Battle for DC」に関する新しい情報を公表した。概要はredditスレッドにて確認できる。本アップデートは、ワールドクラス5とタイダルベイスンへのアクセスをアンロックし、ドロップする装備品の最大装備スコアを450から500に引き上げるものだ。そのほか3種類のギアセット、ウィークリー侵略、ヒロイック難易度が解放される。
アップデートに向けたメンテナンス日時は以下の予定となっている:
中央ヨーロッパ時間 4月5日9時30分~12時30分
今回新たに発表されたのは、目玉となるワールドクラス5とタイタルベイスン以外のアップデート情報である。まずアップデート後には本作最初のアパレルイベントが4月5日~5月2日にかけて開催される。イベント時の限定キャッシュには衣装やウェポンスキン、エモート、そしてマスクといった装飾アイテムが含まれており、イベント初週にログインすることで、ひとつ目のキャッシュが手に入る。イヤー1パス所有者であれば、イベント中にログインすることで、さらに3つのキャッシュが追加で手に入る。ログイン以外にも、特定のプロジェクトを完了させるといった方法で無償キャッシュを入手可能だ(アイテムの重複無し)。
また最新アップデートでは本作初の武器バランス調整が適用される。今回は主にPvE向けのバランス調整となるものの、将来的なアップデートに向けてPvPのバランスについてもチーム内で議論が続いているという。具体的な調整対象としては、M700スナイパーライフルとMK17ライフルの与ダメージが減るほか、武器全体としてクリティカルダメージおよびヘッドショットダメージが下方修正される。一方でLVOA-C、M4, AA12、MG5に関しては上方修正される。
武器タレントの「セーフガード」は、ターゲットを倒すと20秒間、修理と回復効果の150%ボーナスが得られるという効果を有しており、現状は常時発動し続けることも可能。だがアップデート後は同タレントにクールダウンが設けられる。またデモリショニストの「クライシスレスポンス」(アーマーが0になると全メインウェポンの弾薬補充)に関してもクールダウンが追加される。
スキル関連では、まず「スナイパータレット」が改修される。敵兵の頭上にボタンプロンプトが表示されるようになり、ターゲットとして指定すると、その後は自動的に追跡してくれる。またプレイヤー自身が同じ敵兵にエイムしている場合は、敵兵のどの部位を狙うのか指示できるようになる。「ケミランチャー」については、これまでハンドリングがややぎこちなかったが、今後は武器と同じようにハンドリングできるようになる。最後に「ファイアフライ」に関しては、エイムの仕組みが調整され、より速くターゲットをマーキングできるようになった。
各種スキルModのボーナス効果については、所要スキルパワーと比例するように刷新される。なお、これまでは装備ギアレベルでは到達が困難な所要スキルパワーが求められることがあったが、運用しやすいよう、所要スキルパワーおよび各種ギアのスキルパワー上昇効果にも調整を加えるとのことだ。これにより、使用可能なModが増えることが期待されている。
武器Modの方も調整される。現在の武器Modはプラスとマイナス両方の効果が付いているが、これではミッションやアクティビティの報酬であるはずの各種設計図が、プレイヤーのビルドに負の効果をもたらしてしまう。実際に遊んでいて、各種Modについて、プラスの効果が魅力的でも、マイナス効果が気になって使いづらいと感じた方も多いだろう。そこでアップデート後は、各種武器Modのボーナス効果を更新。各アタッチメントスロットに、マイナス効果がないModが用意される(マイナス効果が無いかわりにプラス効果も下方修正)。ただしマガジンのように、ひとつの武器に対し多くの選択肢がある場合には、大きなプラス効果がつくかわりにマイナス効果が付随するModも残される。
そのほかの主な修正・変更点としては、クラフトステーションが現状よりも低いワールドクラスの状態のままで止まってしまう現象が修正されるほか、視野角調整(FOV)とズームイン時用の感度スライダーが追加されることが明かされている。ワールドクラス5とタイダルベイスンへのアクセスを解除する「Invasion – Battle for DC」のパッチノートは近日公開予定。詳細な変更内容やバグ修正リストはそちらに掲載される。