「メガドライブミニ」予約受付開始。セガSTOREではコントロールパッドの単品販売や、ミニカートリッジ同梱版も

セガゲームスは4月3日、「メガドライブミニ」の予約受付を各販売店にて開始した。価格は、コントロールパッドを1個同梱する「メガドライブミニ」が6980円、2個同梱する「メガドライブミニ W」が8980円となっている(いずれも税別)。

セガゲームスは4月3日、「メガドライブミニ」の予約受付を各販売店にて開始した。価格は、コントロールパッドを1個同梱する「メガドライブミニ」が6980円、2個同梱する「メガドライブミニ W」が8980円となっている(いずれも税別)。発売日は9月19日だ。

またセガSTOREでは、コントロールパッドの単品販売(2700円)や、収録タイトルのひとつのミニカートリッジおよびそれを展示できる特製額縁パネルをセットにした「メガドライブミニ DXパック セガタイトルコレクターズエディション」(1万9418円・2万1578円)も予約受付中。これらはセガSTORE専売商品となる。

メガドライブミニは、セガが1988年に発売した家庭用ゲーム機メガドライブ本体を約55パーセントに縮小したサイズ(幅154mm、高さ39mm、奥行き116mm)で再現し、40タイトルのゲームソフトを内臓するゲーム機だ。セガいわく「令和最初の新ハード」となるという。テレビへの接続はHDMIで、電源供給はUSB経由。各種ボタンやスロットなどが稼働するギミックを搭載するなど、オリジナルのメガドライブが細部まで精巧に再現されている。同梱されるコントロールパッドは前面6ボタンのファイティングパッド6Bで、こちらはオリジナルと同じサイズ。メガドライブミニとはUSBで接続してプレイする。

収録ゲームは全40タイトルで、これまでにその内の10タイトルが発表されている。移植開発は、SEGA AGESシリーズなどでおなじみの有限会社M2が担当し、中断セーブ機能を追加(1タイトルにつき4つまで)。タイトルによっては、本体の言語設定を切り替えることで海外バージョンをプレイできるものもあるという。また、ゲーム選択メニューのBGMは、『ベア・ナックル』シリーズなどで知られる古代祐三氏が手がけている。古代氏によると、メガドライブに採用されたFM音源チップYM2612を利用し、収録タイトルで実際に使用された音色を使ってBGMを制作したという。

・ソニック・ザ・ヘッジホッグ2
・ぷよぷよ通
・シャイニング・フォース ~神々の遺産~
・ガンスターヒーローズ
・コミックスゾーン
・スペースハリアー II
・VAMPIRE KILLER(バンパイアキラー)
・魔導物語 I
・レッスルボール
・レンタヒーロー

ちなみに、メガドライブミニは欧米やアジアでも同時発売予定で、それぞれ独自のバージョンが用意される。北米版は「SEGA Genesis Mini」、欧州版は「SEGA Mega Drive Mini」としてオリジナル当時の本体デザインを再現すると共に、同梱するコントロールパッドは初期型の3ボタンタイプとなる。そして、収録タイトルは、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』『ぷよぷよ通』『魔導物語 I』『レッスルボール』『レンタヒーロー』の代わりに、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『Altered Beast(獣王記)』『Dr. Robotnik’s Mean Bean Machine』『エコー・ザ・ドルフィン』『トージャム&アール』を収録する。

一方のアジア版はほぼ日本版と同じラインナップだが、『魔導物語 I』『レンタヒーロー』に代わって、『アウトラン2019』と『ヴァーミリオン』を収録する。残る30タイトルについても、日本・欧米・アジアにて異なるラインナップをもって発売されることになりそうだ。収録タイトルの次回公開は4月18日に予定されている。

北米版と欧州版
Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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