動物サバイバルADV『Shelter 3』PC向けに発表。今度は象となり、群れの一員として大自然を生きる

スウェーデンのインディースタジオMight and Delightは4月1日、『Shelter 3』を発表した。『Shelter 3』は、野生に生きる動物の親子をテーマにしたサバイバルアドベンチャーゲーム『Shelter』シリーズの最新作だ。

スウェーデンのインディースタジオMight and Delightは4月1日、『Shelter 3』をPC(Steam)向けに発表した。2020年に発売する。本作は、野生に生きる動物の親子をテーマにしたサバイバルアドベンチャーゲーム『Shelter』シリーズの最新作だ。

『Shelter』シリーズのこれまでの作品では、アナグマやオオヤマネコの母となり、幼い子供達を育てるため荒野を探索して狩りをして餌を与えたり、子供達を伴ってさまざまな環境の大自然を冒険したり、あるいは捕食者や自然災害などに立ち向かうといった内容だった。また、子供目線でプレイするスピンオフもリリースされた。本格的なサバイバルゲームというよりは、独特のアートスタイルにて厳しい自然を生きる動物親子の様子を伝える作品として一定の評価を得たシリーズだ。

新作『Shelter 3』では、プレイヤーは象となり、群れの中で暮らすことになる。群れには年老いた象もいれば仔象もおり、集団の中で成長していく像ならではの生活を送る、これまでとは異なるゲームプレイになるという。群れの中にいれば捕食者から襲われる心配は減り、知見の豊富な象からは進むべき道などの知恵を学ぶことが可能。一方で、多数の象と集団生活するということはそれだけ多くの食料が必要となるため、自らが生きるため、そして子供を育てるためには、群れは食べ物を求めて常に移動しなければならない。

舞台となる自然環境は、前作のツンドラ地帯からジャングルへと変わる。公開されたスクリーンショットでは、水辺やそこに集まるさまざまな鳥、実をつける木々、そして象の群れにとっての脅威となるかもしれない虎の存在も確認できる。本作はこうした環境にて、これまでのシリーズ作と同じように母性を働かせながらも、サバイバルだけでなく群れの中での協調性や、世代間の継承といった新たなゲームプレイをおこなう。

一方で、プレイヤーは日暮れ後にはひとりだけで彷徨い歩くことも可能なようで、その中では先祖の集まる伝説的な場所を見つけることができるかもしれないという。そのほか、まだ見ぬ地へと足を踏み入れるたびに魔法のような瞬間が待っているとのことで、本作では神秘的な体験も待っているようだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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