3D化した高難易度アクション『Risk of Rain 2』Steamにて突然の早期アクセス配信開始。早期購入すれば“もうひとつ”手に入る

インディースタジオHopoo Gamesは3月29日、『Risk of Rain 2』をSteamにて早期アクセス配信開始した。『Risk of Rain 2』は、限られた時間でキャラを強化していく高難易度アクションゲームだ。

インディースタジオHopoo Gamesは3月29日、『Risk of Rain 2』をSteamにて早期アクセス配信開始した。価格は2376円。Gearboxとのパートナー契約を結び、PAX Eastの開幕に合わせた形で、予告なしの突然の配信開始となった。日本時間3月31日4時までにゲームを購入すれば、友人へのギフトとしてゲームがもうひとつ手に入る。

『Risk of Rain 2』は、2013年に発売されヒットしたアクションゲーム『Risk of Rain』の続編となる。プレイヤーは未知の惑星に不時着した貨物船のクルーとなり、大量のモンスターやマシンが襲い来るステージを探索。テレポーターで次のステージへと移動することを目指すというものだった。ゲームは、横スクロール型で展開され、時間が経過するほど難易度が上昇していくという独自のシステムを持つ。迅速にキャラクターを強化して、ステージを進めていく必要がある難易度の高い作品だった。

続編となる本作は、2Dから3Dへと転身。ステージ、敵、ボス、アイテムすべてがランダムに生成される惑星を探索。時間経過による難易度ゲージが上昇していくので、素早い探索が必要だ。敵を倒すことで経験値が生まれ、それを得ることでゲージ徐々に溜まっていきレベルアップする。マネーを使い宝箱を開けアイテムを入手するほか、アーティファクトやドローンを獲得すれば心強いサポートに。獲得したスキルを駆使し敵を打ち倒していく。基本的なシステムを継承させつつ、3Dアクションゲームとして新たなアプローチに挑んでいる。

3Dになったことで移動の自由度が高まり、行動選択の重要性が高まった。立体的になったことで、単純に探索や戦闘のプレイフィールも大きく変化している。ビジュアルも派手になり、アイテムを拾いつつ大型ボスを協力して倒すという、ルートシューターのような一面も覗かせる。以前公開された映像では、大量の敵から逃れながら戦うシーンも映されており、その物量は健在。前作よりも協力プレイを推奨しているようで、ポート開放なしのシームレスな参加などが可能。アンロックできるコンテンツも大幅に増えているようだ。

早期アクセス予定期間は1年。現在75以上のアイテムや装備品、6人のプレイ可能なクラス、6体のボスが実装されている。これを最終的には100以上のアイテム、10人のキャラクタークラス、12体のボス、10ステージにしたいそうだ。開発を進める上では、多言語対応もしてきたいとしている。ストア説明が日本語で記されていることから、日本語もその対象になりそうだ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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