オープンワールド・アクションRPG『Outward』Steamにて発売。ファンタジー世界にてなりきりサバイバル

 

パブリッシャーのDeep Silverは3月26日、カナダのインディースタジオNine Dots Studioが開発したオープンワールド・アクションRPG『Outward』をSteamおよび海外PlayStation 4/Xbox One向けに発売した。Steamでの価格は4100円。なお4月2日午後10時までに購入すると、特典としてペットにできるPearlbirdと、花火のスキルがプレゼントされる。

『Outward』の舞台となるのは、Auraiと呼ばれる魔法の存在するファンタジー世界だ。人間だけでなくモンスターも生息する自然あふれる世界にて、プレイヤーはサバイバル生活を送りながらクエストをこなしていく。本作の主人公はヒーローでもなんでもないただの人間とのことで、厳しい世界を生き抜きながら、スキルツリーにて成長させていくのだ。サバイバルでは、狩りをして食料を得て料理をしたり、飲み水を確保したり、またキャンプを設置して睡眠や暖を取る必要もある。

この世界には3つの勢力が存在し、そのひとつに所属することで物語が展開していく。ただし、別の勢力に乗り換えることはできないため、すべての物語を体験するには新たなキャラクターを作ってプレイし直す必要があるとのこと。また、プレイ中にはコンスタントにオートセーブが入るため、行動や選択のやり直しは限定的。本作はリプレイ性の高さを特徴のひとつに挙げており、こうした仕様によってプレイするたびに異なる体験となるということだろう。なお、本作はソロもしくは2人協力プレイに対応。協力プレイは、ローカルでは画面分割、オンラインではドロップイン/アウト方式となる。協力プレイ時には敵がより強くなり、またソロプレイ時には見られない敵が現れることもあるという。

モンスターや山賊などとの戦いには、剣や槍、弓などの武器にて対抗することとなり、そうした武器や装備はクラフトすることもできる。また、強力な魔法も使用可能となる。魔法は儀式のようなアクションをおこなった上で発動でき、使用するにはあらかじめ必要なマナをアンロックする必要がある。なお、キャンプのテントで休むと体力やスタミナを回復できるが、逆にマナは減少していくという。また、装備品には耐久性と時間をかけて修復する要素もあり、修復している間は自ずと防御力が落ちる。メリットとデメリットのバランスを考えるゲームプレイも求められそうだ。ちなみに、ゲームボリュームとしては40〜80時間とのことである。