『アイアンマンVR』がPS VR向けに発表、2019年内に発売へ。パワードスーツに身を包み、高速飛行しながら敵を撃ち落とす

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは3月26日、『Marvel’s Iron Man VR(アイアンマンVR)』をPS VR向けに発表した。インディースタジオのCamouflajが、SIE ワールドワイド・スタジオとMarvel Gamesと協力して開発中で、2019年内に発売する。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは3月26日、PS4/VRタイトルの最新情報を伝える「State of Play」を放送。この中で『Marvel’s Iron Man VR(アイアンマンVR)』をPS VR向けに発表した。インディースタジオのCamouflajが、SIE ワールドワイド・スタジオとMarvel Gamesと協力して開発中で、2019年内に発売する。

本作は、アメコミや映画でお馴染みの「アイアンマン」を基にしたPS VR専用ゲームで、プレイヤーは主人公のトニー・スタークとなる。映像ではプライベートジェットに搭乗中、ホログラムのアシスタントが一瞬何者かにインタラプトされ、直後に襲撃に遭う。本作では、トニーは過去の亡霊に直面することになり、トニーそして彼が守るすべてのものを破壊しようと企む、強力なスーパーヴィランとその軍隊と対決することになる。

ゲームプレイでは、トニーとなったプレイヤーはアイアンマンのパワードスーツに身を包み、世界中を飛び回りながらミッションをこなしていく。公開された映像では、前方を飛行する敵機を撃ち落としていくゲームプレイが披露されている。そしてUIを確認すると左上にレーダーがあり、右上にユニビーム(胸の部分から撃つビーム)、下段左右にリパルサー(左右の手から撃つビーム)に関する表示がある。それぞれパーセント表示が横にあるため、使用にはある程度の制限が設けられているのかもしれない。また、プレイにはPlayStation Moveコントローラーが2つ必要とのことで、敵に向かって実際に手をかざしてエイムして撃つゲームプレイになりそうだ。パワードスーツはガレージにてカスタマイズ可能で、ガレージのアップグレード要素や、さまざまなアビリティも用意されるという。

本作の開発を担当するCamouflajは、ステルスアドベンチャーゲーム『République(リパブリック)』を手がけたスタジオだ。PS VR向けの本作の開発では、アイアンマンのパワードスーツによって空を飛んだりビームを撃ったり、スーパーヒーローらしいアクションが自然におこなえて、パワフルさも感じられるよう注力したとのこと。ちなみに、本作に登場するパワードスーツは、MarvelのイラストレーターでありコスチュームデザイナーのAdi Granov氏が、昔のアメコミ版の要素に現代的なひねりを加えて新たにデザインしたものだそうだ。また、本作ではアクションだけでなく、トニー・スタークの内面に迫る物語も用意しているという。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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