PSVR『Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted』海外向けに発表。これまでのコンテンツと新しい悪夢がVRで今春発売へ
ソニーインタラクティブエンタテインメントは3月26日に放送した「State of Play」にて、『Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted』をPlayStation VR向けに発表した。開発を担当するのは、これまで『Bounce』『Mars Odyssey』など複数のVR作品を手がけてきたSteel Wool Studios。発売時期は今春となっている。
『Five Nights at Freddy』は2014年よりPCおよびiOS/Android向けにシリーズ展開されてきた夜間警備ホラーゲーム。ピザレストランやアトラクション施設の夜間警備員として、監視カメラや空調などを活用し、扉やダクトなどから襲いかかってくるアニマトロニクスを遠ざけていく。近年ではスピンオフ作品となる『Freddy Fazbear’s Pizzeria Simulator』や、侵入者の数や種類を自分で決めて挑戦する『Ultimate Custom Night』などがSteamで無料配信されてきた。
『Five Nights at Freddy』のVR版に関しては、2018年11月にシリーズ作者であるScott Cawthon氏が同フランチャイズの今後の展望について報告した際に触れており、当時からSteel Wool Studiosと協力していると伝えられていた(関連記事)。また今年に入ってからは公式サイトにて複数のティザー画像が公開され、さらに今回の「State of Play」では、過去作のコンテンツだけでなく、新しい悪夢も収録されることが明かされた。また操作にはDualShock 4/PS Moveモーションコントローラーを使用。シリーズ初となるアイテム収集要素として、ボブルヘッド人形やアクションフィギュアが隠されているとのことだ。
同フランチャイズの今後については、VRだけでなく映画化、AR作品、無料ゲーム『FNAF: Into Madness』、AAA級タイトル、コンソール移植、さらなる小説シリーズなどが構想されているため、今後もアニマトロニクスたちと過ごす夜は続くことだろう。