基本プレイ無料『Call of Duty: Mobile』国内事前登録開始。iOS/Android向けの本格FPS体験


『Call of Duty』シリーズのモバイル版新作『Call of Duty: Mobile』が国内向けに発表された。本作はiOS/Android向けに開発されている基本プレイ無料のFPS。公式サイトにてAndroid版の事前登録受付が開始されている。今年3月19日にトレイラーとともに概要が明かされた本作では、『Black Ops』『Modern Warfare』シリーズの人気モード、マップ、キャラクター、武器を取り入れたマルチプレイモードをiOS/Android端末で遊べるようになる。ローンチ後のアップデートでは、バトルロイヤルモードなど新たなゲームモードが追加されていく予定だ。

モバイル版は2018年8月にアナウンスされたもので、Activision PublishingとTencent Gamesの提携により、中国市場向けに制作されていると伝えられていた。開発を担当しているのはTencent Games傘下のTimi Studio Group。MOBA『Arena of Valor(伝説対決)』や中国向けに配信されている三人称視点シューター『Age of Gunslingers Online』などで知られているスタジオである。

上述したように『Black Ops』『Modern Warfare』シリーズのコンテンツを取り入れていることが特徴となっており、「Nuketown」「Crash」といったお馴染みのマップ。チームデスマッチ、フロントライン、サーチアンドデストロイといったゲームモードで遊べるようになる。キャラクターや武器、外観アイテム、スコアストリーク、ギアを含むロードアウトは、そうした過去作品で登場したものから選択してカスタマイズできるとのこと。そのほかランクプレイやクラン制度の導入も発表されている。基本プレイ無料ということで気になるマネタイズ手段に関しては、現時点では明かされていない。

『Call of Duty: Mobile』は現在Android版(Google Play)の事前登録が開始されており、iOS版(App Store)での事前登録も近日中に開始される予定。現在は一部地域を対象としたアルファテストを実施している段階であり、今後数か月のうちには事前登録者を対象としたベータテスト版が配信されるとのこと。最小・推奨デバイス要件はまだ定まっておらず、公式サイトのFAQでは「高性能のスマートフォンはもちろんのこと、その他多くのデバイスでも幅広くプレイしていただけるように、ゲームの最適化に日々取り組んでいます」と記されている。正式リリース時期に関しても、現時点では未定となっている。