『バトルフィールド V』の2019年ロードマップが公開。「チャプター3:炎の試練」以降の追加コンテンツの概要を説明
Electronic Artsは3月23日、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに販売中の『Battlefield V(バトルフィールド V)』の今後のロードマップを公開した。ライブサービスとして運営されている本作では、タイド・オブ・ウォーを通じて新たなゲームモードや武器、ビークル、コスメアイテムなどのコンテンツを定期的に追加している。これまでには「チャプター1:序曲」と「チャプター2:電撃の洗礼」が配信されており、今回公開されたロードマップでは、「チャプター3:炎の試練」以降の計画が示されている。
「チャプター3:炎の試練」は3月28日に開幕するが、それに先立つ25日にバトルロイヤルモード「ファイアストーム」が実装される。Hamadaマップの10倍の広さを持つシリーズ最大のマップ・ハルエイを舞台にする最大64人対戦となっており、プレイヤーは4人チームの歩兵分隊もしくはソロにて戦場に降り立ち、最後の1分隊/1人になることを目指す。各種ビークルを利用し陸空海を移動したり、目標を制圧して強力な戦利品を獲得する要素もある。このファイアストームは、タイド・オブ・ウォーを通じて拡張されていく計画となっており、炎の試練の中では4月だけの期間限定でデュオモードがプレイ可能になる。
同じく4月には、ソロもしくは最大4人の分隊でPvEミッションに挑戦する「コンバインド・アームズ」のマッチメイクがアップデート。940年のノルウェー侵攻をモチーフにしたマップFjell 652を舞台にする2種類の新ミッションが登場するほか、ハードコアモードも用意される。
5月には、地中海に位置する新マップ「Mercury」が追加される。ここはギリシャのクレタ島をモチーフにしており、第二次世界大戦中にドイツ軍の空挺部隊が侵攻した「クレタ島の戦い」をもとにした戦いを体験できるとのこと。そして6月には、新ゲームモード「Outpost」が追加。目標地点を確保し、仲間の兵士を結集させ攻防を繰り広げるものとなるようだ。
「チャプター4:Defying the Odds」は、続く6月に開幕。このチャプターでは、特に接近戦(CQC)をテーマにしたゲームモードとマルチプレイマップが追加されるとのこと。そのゲームモードでは、チーム間の連携がより重要になる5対5でのバトルとなる。また、このゲームモード専用にデザインされたタイトな都市マップが用意され、コミュニティにとっては新しくも懐かしいものになるとそうだ。このゲームモードの詳細は追って発表される。
またこれとは別に、ギリシャを舞台にするもうひとつの新マップ「Marita」も追加。第二次世界大戦のギリシャの戦いをモチーフにしたマップで、川を見下ろす山沿いの地域が戦場となる。なお、Defying the Oddsのさらなる詳細は、6月7日から9日にかけてアメリカで開催されるイベント「EA PLAY 2019」にて披露される予定だ。
そして、まだ正式なタイトルも決まっていない「チャプター5」は、今年秋に予定されている。テーマとしては「Awakening the Giant(巨人の目覚め)」とされており、まったく新しい戦場を舞台に陸空海にわたる第二次世界大戦の侵攻を描くという。
なおEA/DICEは、本作をライブサービスとして運営していくにあたっては、コミュニティの意見に耳を傾けながらコンテンツを開発していくとしている。そのため、コミュニティの反応次第では、今回発表したロードマップに変更があるかもしれないとのことだ。