ピンボール&探索アクションRPG『Creature in the Well』発表。エナジーオーブをバンパーに打ち込み電力をチャージ

インディースタジオのFlight School Studioは3月21日、アクションゲーム『Creature in the Well』を発表した。『Creature in the Well』は、ピンボールからインスピレーションを受けた見下ろし型視点のハックアンドスラッシュゲームだという。

インディースタジオのFlight School Studioは3月21日、ダンジョン探索アクションゲーム『Creature in the Well』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)と海外Nintendo Switchで、今年の夏に発売する。本作は、ピンボールからインスピレーションを受けた見下ろし型視点のハックアンドスラッシュゲームだという。

『Creature in the Well』の主人公は、BOT-Cと呼ばれるロボットだ。この世界では死をももたらす強烈な砂嵐が吹き荒れており、BOT-CはMirageという街を救うためにとある砂漠に佇む山へと向かう。この山の中には古代の施設が存在し、その奥深くにて電力を復活させることが目的だ。しかし、施設内は全能のモンスターが支配しているという。BOT-Cの機体はかつては数多く存在していたようだが、残された最後の1体にその使命が託された。

山の中の古代施設には機械が配置された部屋がたくさんあるが、いずれも停止した状態にある。そこでBOT-Cが持つ剣を使い、充電したエナジーオーブを打ち込んで起動させるのだ。機械はピンボールのバンパーやスリングショットなどのような形をしており、打ち込まれたエナジーオーブは激しく反射を繰り返す。これが、ピンボールから影響を受けたゲームプレイということなのだろう。エナジーオーブが当たった機械には、電力がチャージされていくような数字の表示が確認できるため、一定量をチャージすると次の部屋への扉が開くのかもしれない。

公開された映像を見ると、特定の機械にエナジーオーブを当てることで、別の機械が起動して床からせり出してくることがわかる。正しい順番に機械を充電していくことが求められるのだろうか。また、中には爆風を発生させたりレーザーを撃ったり、あるいはエナジーオーブを攻撃弾に変えて反射してくるなど、BOT-Cを攻撃してくるものもある。本作はまだまだ謎が多いが、そうした妨害をかわしながらエナジーオーブを打ち込む、パズルアクション的なゲームプレイになることがうかがえる。

古代施設は合わせて8層あり、プレイヤーはそれぞれ異なるテーマのゲームプレイをこなして奥へ奥へと潜っていく。ゲームを通じては武器のアップグレードやBOT-Cのマントの着せ替えが可能になり、プレイスタイルに合わせてカスタマイズできるとのこと。公開されたスクリーンショットでは、二刀流用らしき剣を発見する場面や、ショップのような場所を訪れる様子も確認できる。映像では、3つのエナジーオーブを一度に打ったり、エナジーオーブの色が黄色のものや青色のものがあったが、これは武器やマントの違いによるものかもしれない。道中ではそうしたアンロック要素に加え、この世界に秘められた謎も明らかになっていくという。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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