『ナイト・イン・ザ・ウッズ』日本語PS4/Nintendo Switch版3月28日配信へ。Nintendo Switch版はあらかじめダウンロード開始
弊社アクティブゲーミングメディアが運営するパブリッシングブランドPLAYISMは3月14日、日本語版『ナイト・イン・ザ・ウッズ(Night in the Woods)』を3月28日に配信することを発表した。対応プラットフォームはPS4/Nintendo Switchとなっており、Nintendo Switch版に関してはすでにあらかじめダウンロードが開始されている。販売価格は1980円。なおSteamで配信されているPC版の日本語対応も同時期に予定されている。Xbox One版に関しては現在公開時期未定だ。
『ナイト・イン・ザ・ウッズ』は米国のインディースタジオInfinite Fallが開発した2Dアドベンチャーゲーム。2017年2月に海外リリースされたのち、かわいらしいビジュアルとは裏腹にリアルに描かれる人間の感情、独創的な物語、特徴のあるせりふ回しなどの独自の世界観により高い評価を受け、Independent Games Festival 2018 でグランプリに輝くなど、世界各国の数々の賞を受賞している。
本作の主人公は大学を中退して実家に戻ってきた、モラトリアム真っ只中のメイ。地元ポッサム・スプリングに住む友人と日々を楽しく過ごしつつも、町のはずれにて発生した不穏な失踪事件に巻き込まれていく。ゲームプレイとしては、キャラクターとの会話主体で進行する 2D アドベンチャーゲームであり、町中を走り回りさまざまなキャラクターと会話しながら物語を進めていく。またストーリーの合間にはさまざまなミニゲームが用意されており、バンド練習でベーシストになったり車を壊したり、8bit風2Dアクションゲーム「デーモン・タワー」に没頭したりと、豊富なミニゲームを通じて、メイたちの行動を追うことになる。
そしてメイと旧友たちは、日常/非日常での交流を経て、互いの置かれた立場や心情を認識し始める。また、町全体が抱える問題や、その背後にある大きな闇とも対峙することになる。ただし友人と過ごせる時間には限りがあり、一度のプレイで全ての友人と親密に触れ合うことはできない。複数回プレイすることで、友人ひとりひとりがどのような悩みを抱えているのか、理解を深めていくのだ。なお日本語翻訳にあたっては、本作のユーモア、スラング、フレーバーテキストから主人公メイの落書きまで、文章だけでなく世界観そのものをこだわり抜いてローカライズしているとのことだ。