基本プレイ無料バトルロイヤルゲーム『H1Z1』が『Z1 Battle Royale』として再発進。黄金時代の仕様に戻す原点回帰アップデートも

NantG Mobileは3月6日、Steamで配信されている基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム『H1Z1』を『Z1 Battle Royale』に改名すると同時に、ビジュアルやゲームプレイを2016年後期~2017年早期の仕様に戻す大型アップデートの配信を開始した(Steamストアページ)。

2015年1月にSteam早期アクセス販売が開始された『H1Z1』は、ゾンビサバイバルゲームとして始動したものの、後日実装されたバトルロイヤルモードにより本格的なブレイクを果たす。同モードの開発にあたっては、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』で世界中にその名を広めたPlayerUnknownことBrendan Greene氏がコンサルティングを担当していた。そして2016年2月にゾンビサバイバルゲーム『H1Z1: Just Survive』とバトルロイヤルゲーム『H1Z1: King of the Kill』に分割。それぞれスタンドアロン作品として開発が継続された。2017年には『H1Z1: Just Survive』が『Just Survive』に、2017年10月には『H1Z1: King of the Kill』が『H1Z1』に再度改名されている。

その後、『H1Z1』は2018年2月に正式リリースを迎え、続く3月に基本プレイ無料化。同年5月にはPS4版『H1Z1: Battle Royale』のオープンベータテストが開始され、9月時点で累計プレイヤー数1200万人を超えるヒット作となった。だがPS4版がプレイヤー数を伸ばす一方で、PC版は平均同時接続プレイヤー数が降下傾向に(SteamCharts)。同月にはNantWorksからDaybreak Game Companyへの戦略的投資により、PC版『H1Z1』(現『Z1 Battle Royale』)は合弁事業としてNantG Mobileが開発・運営を引き継ぐことになった。モバイル版『H1Z1』の開発も同社が進めている。なおPS4版『H1Z1: Battle Royale』の権利はDaybreak Game Companyに残っており、こちらは『H1Z1: Battle Royale』というタイトルのまま運営が続けられている。

※PS4版『H1Z1: Battle Royale』は『Z1 Battle Royale』とは別路線で開発が進められている

PS4版とは異なる開発体制にて運営を引き継いだNantG Mobileは、2018年9月の発表時点で、将来的にゲームのタイトルを『Z1 Battle Royale』に変更する予定であると報告していた。ゲームの改名および再スタートに向けて、本作の人気のピークとも言える『H1Z1: King of the Kill』時代の「アーケード」ライクなプレイ感覚を取り戻すことが目標として掲げられ、このたびの大型アップデート「The Return of the King」にて、当時のビジュアルやゲームプレイを再現するような変更が加えられている。栄光の日々、具体的には2016年後期~2017年早期の様子を復元することを狙いとしたアップデートなのである。具体的な復元内容としては、キャラクター移動およびアニメーション、戦闘/銃撃メカニック、車両メカニック、マップ、テキスチャ、ライティングなどが挙げられている。ロード画面や利用許諾契約まで当時の画像・フォントに戻されている。一方で、マッチ中ミッション、デイリー/ウィークリーチャレンジ、ランクモードといった新規コンテンツも追加。今後のアップデートでも、黄金期の感覚を取り戻すための変更が加えられていくとのことだ。

なお別途開発が継続されていた『Just Survive』に関しては、プレイヤー数を確保できず2018年10月にサービス終了を迎えている。現在PC版『Z1 Battle Royale』の開発を担当しているNantG Mobileが保有しているのは、あくまでも『Z1 Battle Royale』の権利のみであるが、『Just Survive』のコードやアセット、ゲームプレイ要素やプレイヤーデータを『Z1 Battle Royale』の開発・運営に活用できないか、Daybreak Gamesと交渉を続けているという(『Z1 Battle Royale』公式ブログ)。

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