『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の魅力を伝える米任天堂の“公式ASMR動画”が気持ちいい

Image Credit : Nintendo

米任天堂のYouTubeチャンネルNintendoにて、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をあらためて紹介する公式映像が公開された。その映像が、事実上の“公式ASMR動画”になっていると、コミュニティ内でちょっとした話題を呼んでいる。

今回公開された映像では、アメリカのワシントン州にあるRattlesnake Ledgeを、ひとりの青年がハイキングするというもの。青年は川や林を超えて、山の頂上にたどり着く。そしてそこで腰を下ろして、持ってきたNintendo Switchで『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をプレイする。そしてその後、山の上から美しい景色を見渡す。長さとしては2分にも満たない短編映像である。動画の説明文を見るに、Nintendo Switchを外に持ち出すことを促すプロモーション映像のようだ。

この映像では、実際の自然と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』内の自然が並列されている。同作は、自然環境における作り込みに定評があり、風吹く表現や草の揺れ、野生生物の描写などが緻密に描かれる。リアルとゲームを並べ、その完成度が強調されているだろう。視覚的に実際の自然とゲーム内の自然が比較されているが、音の方により注目が集まっている。

今回の映像はヘッドフォンによる視聴が推奨されており、自然の音が臨場感をもって表現される。足音や鳥の鳴き声、そしてゲーム内サウンドもまたリアルに響いている。公式にはそう称していないものの、事実上の「ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)動画」である。「ASMR」とは、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、頭がゾワゾワするといった反応・感覚であるという(NCBI)。インターネット上では、ざっくりと“気持ちいい音”のカテゴリーとして用いられることが多い。

映像では現実・ゲーム内ともに風音や歩く音が聞こえ、さらには岩に登る心地良い効果音が響く。現実の音と同期することで、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の音が非常に洗練されていることが、あらためて感じられるだろう。すでに再生回数は25万回を超えており、同チャンネルの直近の10件の投稿の中ではもっとも多く再生されており、いくらかのユーザーはそのマーケティング手法を称賛している。

「ASMR」動画はYouTubeなどで特に人気を博しているジャンル。任天堂はこうした「ASMR」を扱ったプロモーションなどは積極的に展開していない。ここを狙ったかどうかは定かではない。ただ今回の動画は、3月3日の発売2周年を前に、今改めてそのゲームの魅力を伝えるなかなか面白いアプローチだと言えそうだ。

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