間取り図と鉛筆で楽しむ謎解きゲーム『マドリカ不動産』Steam版が2月27日に発売へ。キーボードとアルファベットを使った謎が登場

ギフトテンインダストリ株式会社は2月26日、謎解きゲーム『マドリカ不動産(Madorica Real Estate)』のSteam版を、2月27日に発売すると発表した。

ギフトテンインダストリ株式会社は2月26日、謎解きゲーム『マドリカ不動産(Madorica Real Estate)』のSteam版を、2月27日に発売すると発表した。本作は、Nintendo Switch版が昨年先行して発売されており、今回の移植では一部PC向けにアレンジされている。

*Nintendo Switch版のトレイラー

プレイヤーは、とある町の不動産屋「マドリカ不動産」の新入社員となる。この街にはオバケの住み着いた物件が多く存在するが、マドリカ不動産ではオバケの出ない安全に住める物件を貸し出している。そのためには、あらかじめオバケを退治しなければならない。物件にはマドリカ社長が隠したヒントがあり、それを解読してオバケたちを倒すのがプレイヤーの仕事である。

ステージは全20種類。ゲームを開始すると、プレイヤーはオバケに支配された部屋に閉じ込められ、歩き回ることはできないが周囲を見渡すことは可能だ。部屋の壁にはヒントとなる文字や数字などが書かれたオブジェクトがあり、これを解読して導き出されたコマンドにより魔法を唱えてゲームを進めていく。魔法の種類は、部屋を移動する移動魔法、障害物に隠されたヒントを見る透視魔法、部屋の明かりをつける通電魔法、そしてボスであるオバケを倒すための攻撃魔法の4種類だ。

本作では、すべてのステージに間取り図が用意されているのが特徴である。間取り図はゲーム内で確認できるが、ファイルをダウンロードして紙に印刷することも可能で、そうしてプレイすることでより楽しめるという。部屋にあるヒントを書き留めておいたり、導き出した魔法のコマンドをメモっておいたり。本作はゲームモードはひとつだけだが、ソロ・マルチの区別はないため、家族や友人と一緒に間取り図に情報を書き込みながら頭をひねるのも良いだろう。なお、ゲーム内の間取り図には注目すべきヒントを示してくれる機能が備わっている。

今回リリースされるPC版では、マウスによるスムーズな操作に対応するほか、キーボードとアルファベットを使った新たな謎を導入しているという。もちろんSteamの実績機能にも対応しており、中にはある特定の行動を起こさないと解除できないものや、解除条件自体が謎になっているものもあるそうで、こちらの謎解きも楽しめそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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