西部劇サバイバルMMO『Outlaws of the Old West』3月にSteam早期アクセス販売開始へ


中国のゲーム会社Snail Gamesが新たなパブリッシングブランドWandering Wizardを創設。初タイトルとして西部劇サバイバルMMOOutlaws of the Old West』を発表した。開発を担当するのは米国やオーストラリアなど複数国のスタッフが集う小規模スタジオVirtual Basementであり、312日にSteamでの早期アクセス販売が開始される予定だ(ストアページ)。Virtual Basementは過去に『Ark: Survival Evolved』や魔法使い限定オンラインRPGCitadel: Forged with Fire』の開発にも参加していた。

Outlaws of the Old West』の舞台となるのは19世紀米国のフロンティア。144平方キロメートルの広大なオープンワールドには砂漠・草原・湿地帯・山脈などさまざまなバイオームが広がっており、最大150人のプレイヤーで一緒に遊ぶことができる。サーバーはPvEPvP、そしてロールプレイ用のものが用意されるとのこと。プレイヤーは空腹や喉の渇きを管理しつつ、略奪者たちが闊歩する荒野でサバイバル生活を送る。バイオームや天候・気候・昼夜サイクルによって、採集できる素材や遭遇する野生動物が変動するダイナミックな世界を旅するのだ。なお野生動物の中には、飼いならせる動物もいるという。

ベースビルディングシステムにより自分だけの家や農場を建てることも可能。そのほか狩猟、採鉱、釣りといったアクティビティが用意されている。また複雑なモラルシステムを導入することで、各プレイヤーが独自のプレイ体験を得られるようになっているという。他プレイヤーやNPCから拠点を守ることで守護者としての名声を高めるか、地元民の生活を脅かす無法者として暴れ回るのか、選択はプレイヤーに委ねられている。ただし賞金首になった場合は、他プレイヤーや賞金稼ぎNPCに追われる身となる。

3月の配信が予定されている早期アクセス版には、戦闘、農業、クラフト、キャラクターのカスタマイズ、ベースビルディング、トレードといった基本要素が実装されるとのこと。早期アクセス期間は約1年。正式リリースまでにバイオーム、野生動物、ボート、クラフトアイテム、クラフト材料、PvEコンテンツ、ショップ、音声といったコンテンツの追加を予定。なお正式リリース時にはPlayStation 4/Xbox One向けの配信も計画されている。